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いとしい時間

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不思議に思っていることがある。
入社してから数回、同期と会ったのだが、同い年の男の子ってこんなに話しやすかったっけか、と。
大学、新卒で出会った男の子って、なんだかおとなしくて話しづらかったり、した。かといって活発そうな男の子はがつがつした感じがして怖かった。「一女」とか「二女」というくくりで接する先輩や後輩も、いつも話した後に違和感が残った。恋愛という型に自分をはめこもうとした時も、すごくすごく気分がわるかった。中高は女子校、小学生のときも思春期だったし。。

だから不思議なのだ。こんなことは人生で初めてなのだ、たぶん。
彼らのコミュ力が高い、会社が同じだからそれなりに話題が合う、大学や育った環境も似ているので共通の話題がある、とかだろうか。そして、対等に思われていること。ポジション確認のような形式ばった恋愛話もない、ただの同期として話していること。それもごくごく自然に。

それからわたしは、二次会へ行かないことを覚えた。会話を長引かせるのは得意でない。さっと楽しく話ができればうれしい。そしてまた、スタバで自分の時間を取り戻してから帰ってくる。

それがとっても心地よいというか、自分に合っている。自分最適な人付き合いとの距離感が見つかった感覚だ。

でも、大勢の飲み会はまだ苦手かなあ。。新年会とかは断っちゃいそうだ。まあ、いいよね。


ふとMONOEYESを聴きたくなって、聴きながら歩いていたセンター街。どこかのサイネージでエルレガーデンが流れていた。iTunesでエルレガーデンを探すと新しいアルバムがリリースされていた。聴きながら電車に揺られて帰った。

いつぶりだろうか、
ロックを聴いて胸が熱くなって走り出したくなるこの感情。CDを買って歌詞カードを片手に順番に再生したくなるこの気持ち。

音楽が大好きだったあの頃を思い出した。
これだから、音楽を聴くことをやめられないなあ。