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エンゼルスのオフシーズン⑦

暮らし安心ミナシアン♪みんなハロー、トナカイだよ。

というわけで2021年シーズンのキャンプインが、まずはピッチャーとキャッチャーが現地時間2月17日、日本時間の2月18日に動き出しますね。

ブルペンのFAが市場には残っているもののエンゼルス的にはその辺の補強は終わっていると見て良さそうですね。ロゼンタールあたり欲しいと言えば欲しいんですけど噂が出ないということは特に獲得は目指してないのかなとか思ったり。David Robertsonがショウケースして91マイル出してましたよみたいなツイートみたけど、ミナシアンは残りの補強はマイナー契約とかで済む程度のしか考えてない気もしています。

ベドロージャンをマイナー契約で呼び戻せないかなと考えてましたけどレッズと契約しちゃいましたね。2020年もっと使われても良かった気がしましたがマッドンのお気に入りになれず個人的には不遇なピッチャーでした。ノエやミドルトンにも同じような気持ちありますね。その中で言えばミドルトンは比較的信頼されてた感はありますが。

招待選手のGuerraあたりのベテランがワンチャンSTで結果残して枠に滑り込んでくるのかな、という感じです。あと入ってこないでしょうけど、2019年7巡目指名のDavis Danielくんが招待されているので楽しみです。ドラフトイヤーのジュニアの年にTJしていてエンゼルスではまだ投球がないのでどんな感じなのか見たいです。

招待された選手を選ばれし者くらいに扱ってる節ありますけど、これ試合始まったらバンバン呼ばれますよね。マイナーリーグの試合結果で見た名前がこんなにも、っていう状況にいつもなってるような。

ジョン・ジェイのマイナー契約とその他のキャンプ招待選手の一覧は上記のツイートにあるので参照してください。

そういえば前回の更新後にレイズとのトレードでAaron Slegers投手を獲得しました。MLBでのサンプルは2020年シーズンのみと言っていいと思うのでギャンブル要素はあると思いますが、まあその少ないサンプルの中でもエンゼルス関係の記者たちはSavantの数字を見てウキウキしていたので良いトレードだったのではないでしょうか。こっちが出すのは選手が金です。後日決まります。レイズ側はアーチャー等獲得による枠整理の都合でどちらにせよ誰か外さなきゃいけなかったのでレイズにとっても上手く売れたと言えるトレードだと思います。

カッブ(オリオールズからトレードで獲得したAlex Cobbのことです。日本でTy Cobbはタイ・カッブと表記することがほとんどなのでCobbは基本的にカッブと書きたいんです)も同じようにK%が低い投手なんですが(載せませんがSavantだと全部低いです)、ミナシアン的にはその辺は守備でカバーできるので他の部分が優れている投手を集めていたのかも知れませんね。

キンタナも三振は多く取れるピッチャーではありませんが、打たれた打球がバレルになるパーセンテージが低いピッチャーで与四球率も優れているので同様の狙いがあるように感じとれます。Saventは投手なら投手自身の能力で野手の能力に左右されない部分を出しているので、ミナシアンは投手のマイナスを守備でカバーできると考えているのかも知れません。

その上でお金をかけないで補強する、というのが大前提にありますけど。その前提を踏まえるとミナシアンは上手いことやってると僕は思ってます。

マッドンが希望したスターター2人はイニング数を投げられそうなタフな選手をそれぞれ8Mと5Mで獲得していますし、2人がかつてマッドンが別チームで監督やっていた時のチームメイトということも良い影響を及ぼすかも(僕はあんまり関係ないと思ってますけど)。

もう一つの課題だったキャッチャーはスズキを1.5Mで獲得できていますし、ファウラーが1.75Mなのも良いです。必要な抑えにはイグレシアスを獲得したのでお金がかかっていますが、空いたショートはイグレシアスで3.5Mで済んでいます。

ブルペンのプラスが少ないなとは思いますが、マイヤーズが去年並に働ける前提と、ペーニャ、バトリーが勝ちパターンで働けるならあとはスレガーズ、クラウディオを上手く使いつつバリアやサンドバルを動員しながらリベラとかその他のオプションある選手をうまくやりくりするんでしょうか。そう考えるとロゼンタールでないにしてももう一枚は獲得したいですね。クリス・ロドリゲスくんのアピールにも期待。

本当は2021年シーズンはもっと勝負を仕掛けてほしかったのですが、現状でもそれなりに良いところにいけそうだと僕は思ってますし、そう思えるくらいに上手いこと補強したなと思います。ファウラーやイグレシアス、スズキで濁してる間にアデル、マーシュ、レンヒーフォ、バレトあたりの誰かはMLBに適応できるようになってほしいですね。次世代のキャッチャー候補はいませんが。サイスやウォードはSTでの他の招待選手の活躍次第でロースター生き残り危ういと思ってる。UTはRobel Garciaがいい感じにフィットしてくれることに期待。

というわけで僕はわりと2021年シーズンの始まりにワクワクしています。贅沢税までまだ残っているのでTDLでシャーザーを獲得できるな!

そして2021年オフに大量FAになるけどどう動くのか。これからのミナシアンに期待です。

それではミナシアン、ごきげんよう。

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