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今週のエンゼルス⑨−①(ポストシーズンに行くためには)

木曜の夜にこんばんは、トナカイだよ。

いやいや今日は金曜だよ、とお思いの皆さん、それは読むタイミングの問題ですよね。僕が神でいられるこのnoteでは僕が木曜と言えば木曜だし読み手の都合は聞き入れられないわよ。

というね、どうでもいい話題を最初にどうしても書きたがるのが僕ですよね。

でもそれって理由があって、それはnoteって最初の一文は開かなくても読めちゃうじゃないですか。だから本当の内容は開かなきゃ分からないようにしたいんですよね。

というわけで予告していた日ではない日に更新しました僕たちエンゼルスの近況をなんとなく伝える流浪のトナカイノートのお時間です。

このタイミングにした理由はなんとなくそれなりのボリュームで書けそうかなと思ったからです。実際にそれなりのボリュームになるかは現段階では分かりませんが(いつもどれだけ書くかは決めてなくてつらつら書き綴っていったのをそのまま投稿しているだけなので)。

前回更新時からレンジャースと4試合、パドレスと2試合ありました。レンジャースに3勝1敗、パドレスに2勝でした。結局このnoteを書いていた期間「この1週間は全敗でした」ってのがなかったですね。

レンジャースとの初戦はバリアが6.1イニングを投げて無四球8奪三振と好投しました。見ていても「こんなにコマンド良く投げられるピッチャーだったのか」という印象が強かったですね。たまに外れることはありましたが基本的に制球できていました。交代した回は先頭のギャロの時から結構バラついてましたね。プホにホームランが2本飛び出すなどして勝ちました。

2戦目はレンジャースがエースクラスのLynnということでこのカードでは1番負ける確率が高い対戦でした。先発ヒーニーは初回に2本のホームランで3失点する立ち上がりでしたし負けの雰囲気プンプンだったもののその後はまとめて結果的に6.2イニングをその3失点のみで103球投げ8奪三振、四球1つで抑えました。打線は大谷の久しぶりのホームランやウォード、フレッチャー、トラウトのタイムリーなどで4点を取ってマイヤーズで逃げ切りました。

3戦目はテイランがエンゼルスのユニフォームでは最後となるであろう登板を果たしました。が、1イニングを2四球やホームランなどを絡めて3失点して降板しました。正直この日の試合は見ていないのですが(朝早い試合は見ないことが多いです。終わって結果を知ってしまうと振り返って見ようともしません)、これまでの登板ではもうちょっと投げさせてほしいなというところはありました。ただまあこの日はもう仕方なかったのかなとも思えますね。試合はサム・ハフにMLB初ホームランを許すなどして7−2で負けました。

ただまあこの日もリリーフしたサンドバルは良かったと思います。バリアと同じでコマンドがかなり改善されてる印象がありますね。どこかで先発として試してみたいところですが今シーズンはもう厳しそう。

そういえばレンジャース先発のKyle Codyにも初勝利を許す結果になりましたね。まあ彼はアーリントンでの試合の時からあんまり打てなさそう感があったのでいいです。「その時は打っただろ」と思う方もいるかも知れませんがあの時の感じだともっと打てても良かったかなと思ったんです。それで打てなかったのでコディの良さが光ったのかと思いました。

この日の負けで勝率5割には届かないことが確定しました。

個人的にはポストシーズンはほぼ確率ないと思っていましたけどこの負けでさらにないと思えるようになりましたね。ただマッドンは違うんですよ。

レンジャースとの4戦目はエースのバンディが登板するものの5回3失点でした。制球悪い日だったのかな。そもそも球威がなくて打たれがちなフォーシームを組み合わせているので制球は人一倍大事なんですよね。ただこの日は打線がウォルシュのグランドスラムなどでレンジャース先発のギブソンを打ち崩してマイヤーズを2イニング投げさせるなどして逃げ切りました。

正直、レンジャースがギブソンを獲得した時はやられたーと思ったんですよね。うちがケーヒルのノリで獲得した茶を濁せるタイプの先発だと思っていたので。しかし現状はケーヒルですね(天使のすがた)。

そしてサンディエゴに移動してのパドレス戦はまず1戦目でキャニングが先発。ハッキリ言って最初は良くなかったですね。ただまあその中でピンチを切り抜けられたのが良かったと思います。僕は相手が勝手にアウトになったくらいの印象を持ってますけど。4回からは素晴らしかったですね。三振はキャリアハイの10個を奪いました。打線がスタッシの2本塁打を含む4安打などで4点を取ったので、あとはマッドンが信じてるブルペンのペーニャ、マイヤーズでいけるとこまでいかせて抑える作戦で勝ちました。

これ本当に2イニングは当たり前に想定してるんですよマッドンは。そういうコメントは特にありませんけどそれくらいの印象を受けます。1イニングずつって発想はもちろんありませんよと言わんばかりに次の回も投げてますし。

てなわけで2戦目。2失点したバリアを2イニングで早々に切り上げサンドバルやアンドリースを駆使。打線は大谷やアップトン、ベンブームなどのホームランで5点を取り、そのままマイヤーズとペーニャで逃げ切り勝ちました。これ9回もマイヤーズがランナー出さなかったらそのままいけるところまでいこうと考えてたっぽいんですよね。途中から準備し始めていたと名前が上がっていたベドロージャンはついに出ずそのまま勝ってしまった。

今になってわりと勝ってきてるけどまるでポストシーズンのような戦い方をしているのでさあ来年も同じようにいくぞとはならないよこれ。

トナカイ調べだとメンバー入りしてるのに全然出番ないブルペンたちが何人もいるからね。

まあ彼らが出番ないほど先発の調子が良いとも考えられますが結局はサンドバルやアンドリースあたりが長いイニング投げて茶を濁してるようなところもありますし、前述のようにペーニャ、バトリー、マイヤーズを複数イニング投げさせることで逃げ切りを図る日も多々あるんですよね。わりと限界野球だと思います。シーズン残りすくないからできてることですね。

というのも僕たちは5割に届かないことは確定していますがポストシーズンはまだ可能性残ってるんですよ。地区2位かワイルドカードの8番目です。

地区2位は同時にマリナーズにもチャンスがあるんですけど、一旦それは置いといて現状2位のアストロズを僕たちが上回る条件は少なくとも次のドジャースとの3連戦を2勝1敗です。その場合アストロズがレンジャース相手に0勝4敗であることが条件なんですけどなかなか厳しいですね。それだと28勝32敗で並びますが並んだ場合はその年の対戦成績がそのまま影響するので直接対決で勝ち越してるこっちが上の順位になります。こっちがドジャースに3勝した場合はアストロズは1勝3敗か0勝4敗で僕たちが上位ですね。

ワイルドカードの8番目を狙うライバルはブルージェイズですけど彼らはもう29勝しているのでここに滑り込めるチャンスはエンゼルスがドジャースに3連勝してブルージェイズが残り4試合を4敗するしかないです。

この辺全部同じような位置にいるマリナーズ(現在25勝31敗)を無視した前提になっていて、もし29勝31敗の地区2位でエンゼルスとマリナーズが並んだ場合は対戦成績も5勝5敗なので次は同一リーグの同地区内での勝率比較になります。エンゼルスは19勝21敗、マリナーズは18勝18敗なのでこの場合ポストシーズンに進むのはマリナーズになりますね。

3チームが同率で並んだ場合はその3チーム間での勝敗の合算ですね。エンゼルスはアストロズに6勝4敗、マリナーズに5勝5敗なので11勝9敗、アストロズはマリナーズに7勝3敗なので11勝9敗、マリナーズは8勝12敗なのでこの時点でマリナーズは敗退です。この場合のエンゼルスとアストロズのどちらが進むかは地区内の勝率ですかねこれ。ちょっとハッキリしませんがそうなった場合、29勝を前提にすると(要はアストロズがレンジャースに1勝3敗とすると)どっちにしろタイなんですよね2チームは。どうもそこも並んだ場合は同一リーグ内のラスト20試合の勝率になるっぽいです。計算してませんけど、ラスト20試合だったらこっちに分がありそうな予感。

地元記者のフレッチャーさんが言うにはエンゼルスやろということですが。

まあそんなこんなでそういう事情もあってマッドンは全試合勝つモードになってます。これからがドジャース戦だと考えるとなかなか厳しいものがあるんですけどまあ常にファイティングポーズを取り続けるチームとしてはもちろん可能性ある限り戦うという感じでしょうね。

ちなみにマリナーズは残りはアスレチックスと4試合です。

アストロズを憎む気持ちの強いドジャースが嫌がらせのためにエンゼルスにわざと負けたとしてもアストロズが普通にレンジャースを倒してクリンチするだろうなと予想しています。

ちなみに僕は言うほどドジャースに苦手イメージ持ってないです。僕が持ってるかどうかはこれっぽっちも影響しないことだけど。

そういえばシモンズがエンゼルスタジアムでの今季最終戦となるレンジャース戦をもって残りをオプトアウトしました。多分、シモンズがエンゼルスのユニフォームを着た姿はこれで最後になると思います。これまでありがとうございました。新たな良い契約を結べることを願っています。

ところでパドレス戦をFOXで見てる時(要はエンゼルス側の中継でってことです。どっちもFOXだからややこしいか。Westの方です)、ウォルシュのデータが表示されていましたので紹介しますね。

去年と比較してスイング率が46%→51%、ストライクゾーン内スイング率が61%→70%、コンタクト率が67%→78%、ストライクゾーン内のボールに対するコンタクト率が72%→81%とどれも上昇しているんですよね。

これは多分パドレス戦前までのデータだと思うので85打数くらいでのデータですかね。まあ言っても去年も87打数しか打席に立っていないので比較としては丁度良いと思います。三振数も去年の35から今年(パドレス戦前)は12なので明らかに良化していますね。長打も倍打ってますしホームランは8倍!まあ去年1本しか打ってないですからねホームラン。パドレス戦では普通に抑えられましたけどもっと多くの打席を見たいですね。ドジャース戦が楽しみです。

と言うわけで今回はこの辺で!なんだかんだ長くなってしまいましたね。ポストシーズンの行方はシーズン最終日とは言わずその前に決着すると思ってます。アストロズで。

また次の更新でお会いしましょう。

それではみなさん、ごきげんよう

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