天国へ向かう妻へのラブレター💌 #46麻痺
ホスピス生活1週間も何とか過ぎたが!
妻の身体に、異変が…「左足が動きづらい」
との訴えが?
言い始めた時は、まだ伝え歩きは、出来たが
も次の日になるのと、足は、殆どうごな無くなった…
麻痺のになってしまうスピードが早い!
足が動かなくなるのと同時で、左腕も動き辛くなっていった?
トイレは、抱えて、ご飯は、補助!
ほとんどの事が1人では、出来なくなっていった!
ここ数日!詫びてばっかりの妻、「ごめんね!」
「だから、謝らないで!こっちは、好きでやってるんだから!これ以上謝ると、何もしないぞ!笑」と僕、笑わせるつもりだったか?
「本当、ありがとう!愛してる❤」と泣いてしまう!
「大丈夫だよ!ずっと、3人いっしょだから」
と静かに、妻は、泣きながら、微笑んでいた。
チョット回想…
まだ妻が、元気だった頃。
病院に、行く時、電車にて妻が「今日は、女性専用車に乗ろう!」
「俺?一緒に、乗って大丈夫か?息子は、まだ、小さいからいいけど?俺は、アウトだろう」と妻に言うと、「病人の付き添いだから大丈夫だよ」
乗って見たら、案の定…変質者を見るような視線の嵐!
「だから行ったじゃん」
「皆んな案外こころせまいのね?」
チョット笑っている!「確信犯か?」と僕が問う?「さあね?笑」と妻が笑っていた…
引目を感じさせない様に、あの時の様な、笑顔を、出して貰おうと、妻が、起きてる時は、なるべく明るく、冗談ばかり言って笑わしていた!
「気持ちが明るく成れば?寿命も、伸びるかも?」と淡い期待を寄せていた?
だが!がんは、非情だ!ホスピス生活2週間も、中頃…
妻から「右目が見づらい」との訴えが…
この後、妻のがんは、妻の身体を蹂躙し始める…
#47 へ続く
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