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天国へ向かう妻へのラブレター💌  #47多発

 妻の色々なところに、がんによる障害が出てきた…左足の麻痺から、左手、右目な見えなくなり、左の麻痺は、全身に、及んで来た
その影響で、咀嚼も困難に、なって行き、
固形物の、食事が、困難に、なって来た…
この頃には、介護ベットが、自宅に届き、リクライニングが、自動でできる様に、なった
食事も、朝はゼリーお昼は、プロテイン、よるは、お粥と、ほとんど固形物は、無し!
そして薬の、処方も、難しくなって行った…
そして…排泄にも、障害が…
連れて行くまで、間に合わない事も増えて来た!
流石に、排泄に関しては、恥じらいがあるらしく、なかなか素直になってくれなかった!
なので大人用オムツを、購入、「一回お漏らししても、大丈夫だから!気持ち悪い時は、交換するならいって?」
食事や、排泄まで、なることにつれ、「自分が出来ない事が」増えてく旅に、
食欲は、落ちていった!
この辺り、から妻、何やらうなされる様になっていた…
妻がうなされ、「大丈夫?」と心配していると?
泣きながら、遠い目て、「弟は、死んだよ…」
「弟さんがどうしたの?」遠い目をしていた妻が我に帰り!慌てて「なんでも無い」
どうも、夢か現実かわからない感じになっていた…
その時僕は、母の事を思い出す…
母は、亡くなる最後の病院では、安定剤と、痛み止めの影響で、錯乱状態となり!
息子の、僕の事まで忘れてしまった事がある!
亡くなる直前まで、僕の事を、思い出すことは、無かった…
その事が、脳裏に過ぎる…
「まさか?」僕の事忘れて無いよな?
慌てて、妻を呼びかける!「誰だか?わかる?」
「えっ!誰?貴方?」
「マジか?」
「嘘よ!わかるわよ!まだ?」と悪戯な、笑みを浮かべる妻!
「良かった!じゃあこの子は?」と僕!
「分かるわよ!息子でしょ!笑」
「フー!良かった!」一安心の僕!
そこへ、息子!僕にパンチ🤛!
「ママが!俺の事忘れるわけないだろ〜!」
「そうだね!笑」3人で笑った!
病状は、悪化しながらも、笑顔の、3人そして、安らぐ、空間。
出来る事なら、永遠に、続いて欲しいと思った…
だが、妻の身体のがんは、そんな希望も、ズタズタ引き裂いて行く…
         #48へ続く



もし宜しければ、サポートの、一部は、書籍化の、実現に、利用させていただきます。これからも、がん患者を、サポートする皆様のお力になれれば、とおもってます!