見出し画像

作業者マインドを捨てた報告で存在価値をあげよう!

仕事で何か報告を行うとき「Aさんが○○に変えてほしいと言っておりました。」のような報告だけで終わってしまうことはないでしょうか?

誰かに言われたことをそのまま伝えるだけ。ただの伝書鳩です。

伝書鳩の仕事は誰でもできます。誰でもできるということは、存在価値が低いので、その人の仕事は他の人によって簡単に置き換えられてしまい、不要になってしまいます。

本記事では、組織の中で存在価値を高め、必要とされる人材になるための報告の仕方について書いていきます。

結論

自分の存在価値を高め、必要とされる人材になるには、どうすればいいのか?

それは、自分の意見を加えることです。

意見を付け加えることで、他者にとって有益な発信者になります。そうすることで、他者から見た存在価値が高まり、必要とされる人材になっていきます。

その仕事に関わっている以上、主体性や当事者意識をもって、自らの頭で考え、何かしらの提案を出すべきです。指示されたことをやるだけの作業者マインドで仕事をしていては、存在価値は高まりません。

具体的な例

具体的な例をあげてみます。ポイントは報告①を伝えた後に、報告②を付け加えることです。

報告①
「Aさんが、新商品の価格設定は高すぎる言っていました。」

報告②
「それを聞いて新商品の価格設定を見直してみました。以前に市場調査した結果では、他社にない機能が高評価で、現在の価格設定でも買いたいというユーザーの意見が70%を占めていました。一方で、30%のユーザーは値段が高いとの意見でしたが、現在の価格設定でも買いたいユーザーが70%もいるのに、発売当初から価格を下げる必要はないと私は考えています。」

ここで注意点があります。自分の意見を加えるといっても、常にAさんの主張に反対する必要はありません。同じ意見であれば同意してもいいのです。

重要なのは「事実に基づくデータで裏付けをする」ことです。

「私も高いと思っていました」のように個人的な主観ではなく、「市場調査で△△%のユーザーから・・・」のように具体的な数値データを根拠に主張することです。

もし、このときに市場調査結果が手元になければ、「私も高いと感じていました。ですが、これは私とAさんだけの意見なので、まずは社内で多くの人から意見を集め、高いと考える割合が多ければ、ユーザーの意見調査をさせていただけないでしょうか」といった報告の仕方もできます。

まとめ

伝書鳩のように報告をするのではなく、自分の意見を付け加えて報告することで、存在価値が高まります。また、自分の意見は個人的な主観ではなく、具体的なデータを根拠に示すことで、より価値が高まり、必要とされる人材になります。

何かお役に立てたら、サポートしていただけると嬉しいです!モチベーションを高めて、アウトプットしていきます!