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朝起きれない理由を真剣に考えたら行動経済学に辿りついた話

とむ@行動経済学を学ぶiOSアプリ開発エンジニア

iOSアプリ開発をしているエンジニアのとむです。
私は朝起きれないという特徴を持っています。
とにかく朝が苦手なのです。

にもかかわらず、(多くの大人たちも常々思っているであろう)ある欲求が私にもありました。

・生活習慣を良くしたい
・早寝早起きをしたい

これを実現するには、朝起きれない問題を打開しなければなりません。
そのためには朝起きれない原因を追求して、それに対して対策を立てることが必要だと思いました。
真剣に原因を考察してみたところ行動経済学を利用することで解決できるのではないかという結論に至り、自分なりの対策しましたので今回ご紹介します。

朝型 or 夜型

遺伝子的に夜型の人もいるという話を聞いたことがあります。
しかし、おそらく自分はそのタイプではありません。

小学生の頃は朝型でした。
日曜の朝6時に起きて進研ゼミを楽しんでやっていたくらいです(偉すぎる)。
夜型は朝活動すること自体が大変で午後から元気になるらしいのですが、たまに朝早く起きた時は午前の方が集中力も高いです。

論理的ではないのですが、感覚的に自分は夜型なのではなくただ単に朝起きれないだけだと考えています。

朝起きることはできるという仮定の元、ではなぜ朝起きることができないかを考察してみます。

なぜ朝起きることができないのか?

なぜ朝起きることができないのか?
まずはエンジニアらしく(?)なぜなぜ分析をしてみましょう。

問題: 朝起きることができない

↓なぜか

原因①: 夜寝るのが遅いから。

↓ なぜか

原因②: 夜布団でダラダラしている時間が長いから

↓なぜか

原因③: YouTubeやスマホの漫画を見ているから

↓なぜか

原因④: ???


ここで詰まりました。
YouTubeやスマホの漫画を見ている明確な理由がなかったのです。

もし「YouTubeが大好き」「スマホの漫画を見るのが生き甲斐!」であるならば、時間を費やすことは悪いことではないと思います。
ただ、私はそこまで熱があるわけでもないのになぜか多くの時間をこれらに費やしてしまっていたのです。

打つ手なしか。
最初はそう思いました。

しかし、明確な理由がないのに夜更かしをしてしまっているという事実自体が大きなポイントかもしれないと考え、アプローチを変えてみました。

「早起きしないこと」「夜更かしをすること」
それ自体に価値があるとすればどうでしょうか。

このように発想を転換すると、行動経済学の中に答えがありました。

現在バイアス

行動経済学に現在バイアスという用語があります。

現在バイアスとは以下を指します。

・現在に近いほど効用(=価値)を過大評価する
・将来的に得られる効用を過小評価する

つまり、未来のことより目の前のことを優先してしまう心理です。

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例えば
●今すぐ100万円もらえる
●1年後に110万円もらえる
と言われたとします。
年利10%であることを考えると、1年後に110万円もらうほうが得であるのは明らかなのですが、今すぐ100万円欲しいと思う人も多いのではないでしょうか。

人は今の価値を過大評価してしまう傾向にあるのです。

現在バイアス、これが朝起きれない理由の正体でした。

つまり私は夜布団で転がっているとき、「早起きをするという近い未来の自分」や「早寝早起きをし続けた遠い未来の自分」より「夜更かしをしている現在の自分」を優先しているのです。

その結果、すぐ寝ずにダラダラとYouTubeを観てしまっているというのが結論になります。

対策を考える

朝起きれない理由が判明したところで、次は対策を考えました。

おさらいですが、朝起きれないのは夜更かししている今の価値が早起きする将来の価値を上回ってることが原因です。
つまり対策の選択肢としては以下の2つがあります。

①早起きの効用をUPさせる
②夜更かしの効用をDOWNさせる

②の夜更かしを効用を下げる良いアイデアが浮かばなかったのですが、①であれば2つの策が出てきました。

A. 早起きすることに褒美をつける
B. 早起きせざるを得ない状態にする

これであればさまざまなアイデアが出てきました。
例えば「朝起きれたら好きなおやつを買って良い」というルールを作るなどはAに当たります。

今回自分への対策としてはBの「早起きせざるを得ない状態にする」を選びました。

1人で「せざるを得ない」状態にするのは難しいものがあります。
であれば
仲間を作って「朝活」を予定に昇華してしまおう。

こうして私は所属している「エンジニアと人生」コミュニティで呼びかけ、仲間と共にオンライン朝活をスタートしました。

同じように早起きをしたいけどきっかけを探していた人は多かったようで多くの方から反応をいただき、そこからほぼ毎日誰かがコミュニティ内の朝活をしているような状態を作りだすことになりました。

結果としては私自身、三日坊主すらできなかった朝活を1ヶ月近く継続することができました。

まとめ

私が朝起きれない理由は現在バイアスにありました。

「自分に甘いから寝坊をする」
という発想だと、自分に厳しくするというアプローチになります。
しかし、それだと根性論になっていつまで経っても朝苦手マンから脱却できません。

現在バイアスが原因にあると正しく認識することで、早起きできるように設計をすることができるようになります。
「自分に甘いから早寝早起きする」という状態を設計することがとても有効なアプローチと言えます。

みんな、朝活は良いぞ!!

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とむ@行動経済学を学ぶiOSアプリ開発エンジニア
25歳 / 大阪→東京 / 4年目エンジニア / Javaのバックエンドメインからスマホアプリ開発エンジニアへ / 行動経済学勉強中