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好きなときに好きな場所に行きたい。無拠点女子、りこぴんにインタビュー!🍅

インタビュー企画第3弾!
今回は、「無拠点女子」として活動中のりこぴんを取材しました。
家を持たないアドレスホッパーとして生きるりこぴんに、これまでとこれからの生き方について聞いてみました😊

(第1弾の記事はこちら
(第2弾の記事はこちら

【りこぴんのプロフィール🍅】
・北海道出身
・実家がない無拠点女子
・アドレスホッパー歴1年
・元パンケーキ屋さんの社員
・新卒2年目で退職し、フリーランスに

ーアドレスホッパーになったきっかけを教えてください。

「行きたい場所に、行きたいときに行ける環境」が欲しかったのがきっかけです。会社員をやっていた頃は、自分が行きたい場所に行きたいときに行けないと感じることが多くて、それってもったいないなって感じたんです。

あとは家族みんなが離れて住んでいて、実家がないというのもきっかけですね。父がもともと東京に単身赴任していたんですけど、母と私も転勤で実家から出ることになったんです。そうなると北海道に残るのが弟だけになるので、実家をなくすことになりました。それが2年前のことですね。
帰る拠点がなくなって、場所へのこだわりがなくなったこともきっかけかもしれません。

両親が転勤族だったので引越しに慣れていたことと、大学時代にカナダに留学していたことが、アドレスホッパーになるハードルを下げたのかもしれないです。

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ー会社員からフリーランスになるまでの道のりを教えてください。

フリーランスになる前はパンケーキ屋さんで店舗運営や企画、人材育成の仕事を1年半やっていました。全国を転々としたくて、転勤のある会社を選んで、入社後は東京と福岡で働いていました。

会社員時代、一日一食しか食べられない日が多くて、体重が10キロも減ってしまいました。ちょうど立ち上げ店舗にいたので、お店のオープンからクローズまで働いて、空き時間にメニュー考案をしたりと、忙しくてなかなかご飯が食べられなかったんです。

福岡から東京への日帰り会議もあって、朝は早いし帰りが遅いのもしんどかったです。仕事内容も私じゃなくてもできる仕事だなって感じることも多くて、会社を辞めたいなって思っていました。

会社を辞めたいけど、実家もないし住むところがないから辞められないなと思っていたら、たまたまアドレスホッパーという言葉をネットで見つけました。次の日にちょうどマツコ会議でなおちゃんがテレビに出ているのを見て、「アドレスホッパーになりたい」と思いました。

ーアドレスホッパーを目指して、いなフリに参加したんですね。

仕事が嫌でTwitterを始めたんですが、そこでいなフリ(田舎フリーランス養成講座)を見つけました。
webキャンプという別の講座も受けようか悩んでいたんですが、社長の池ちゃんならみおさんからいなフリにお誘いいただいて、参加を決めました。

去年の8月に都留(山梨)でいなフリを受講したんですが、講座を受ける前の面談がすごく印象に残っています。
都留に行って、当時統括をしていたならみおさん達と話をして、みんな会社員としての肩書がないからか、すごい柔らかい人たちだなって思いました。
その日の夜にタコパに参加させてもらったんですけど、社会人になってもこんなにゆるくタコパができるんだと思って、私もフリーランスになりたいなって。

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ーいなフリを受講して、フリーランスになったんですね。
ちなみに、どうしてりこぴんというあだ名なんですか?

それは本名が「りこ」なので、まぁ呼びやすいかなと思って(笑)
りこぴんというあだ名をいなフリで発表したら、みんなから提案があって、トマトブランディングをすることになったんです。
ちなみに、トマトは普通です(笑)めちゃめちゃ好きでもないし、嫌いでもないです。
確かにトマトブランディングしてからトマトを自分で買うようになりました(笑)

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ートマトブランディングの他に、「無拠点女子」として活動していますよね。
「無拠点女子」はいつからやっているんですか?

会社員時代から名乗っていました。「無拠点女子」といっても、当時は実家がないからってだけで名乗っていました(笑)
「無拠点女子」と名乗っていると、SNSで取材依頼が来たりして、でもそのときはまだ実家がないだけだったので取材を受けられなくて。でも「こういう風にSNSで発信してたら仕事が取れるんだな、これならいけるかもしれない」って感じて、フリーランスになろうと思いました。

フリーランスになってからは、「無拠点女子」のTwitterアカウントはマスコットキャラクターみたいな感じで、勝手にその名前で仕事をとってきてくれます。そのキャラクターができない仕事を私がやるようなイメージですね。SNSのフォロワーは多くなくていいと思っていて、質の良いフォロワーさんがいればいいかなって思っています。

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ーいなフリが終わって今までどのように過ごしましたか?

いなフリが終わってから、かなり移動続きの生活をしていました。移動先はこんな感じです。本当に移動続きだったので、今年の分だけ紹介しますね(笑)

■1月(2020年)
・長崎:ゲストハウスお手伝い・イベント企画
・北海道(札幌)
■2月
・千葉(金谷):トラベルライター養成講座講師
■3月
・静岡(浜松):地方プロモーション
・ベトナム
■4月
・千葉(金谷):田舎フリーランス養成講座講師
■5月
・千葉(金谷):コロナ自粛中
■6月
・静岡(富士宮)
・東京:プロモーション案件
■7月
・宮城(仙台・石巻):取材
・福島(会津磐梯):取材
・東京
■8月
・千葉(金谷):イベント企画・主催

移動続きだったんですが、地方のPR活動やイベント企画でそれぞれの場所に行くことが多かったです。今はまた金谷にもどってきて、イベントの運営や、LAC(LivingAnywhere Commons)というトラベルライターのコミュニティの管理業務などを行っています。

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(↑りこぴんの「全荷物」です。これで本当に全部です!)

ーさすが無拠点女子。たくさん移動してきたんですね。
今後も無拠点女子として活動していく予定ですか?

そのつもりです。アドレスホッパーの生活って1年くらいでやめちゃう人が多いんですけど、これからも続けていきたいです。
私は「好きなときに好きな人に会える状態」が理想だと思っていて、家族にも会いに行けるし、私はアドレスホッパーになるために生まれてきたのかもしれないです(笑)

ーこれからの展望を教えてください。

これからは、クライアントワークというよりは自分の事業をもっとつくっていきたいなって思っています。
まずは「フリーランスの夏休み」という講座があるので、その企画をして、それからはオフラインで2日間のライター講師をやる予定です。

将来的には「無拠点女子、拠点をつくる」ということで、場づくりやコミュニティづくりをやりたいと思います。ならみおさんみたいに、「ならみおさんが都留にいるから会いに行く」ような感じで、自分がその場所を訪れる目的になれたらいいなって。

そのためにイベントを企画して、「どういうことをしたら人が集まるのか」とか「どうすればみんなが心地よく過ごせるのか」を研究しています。拠点をつくる場所は、これから旅しながら探していきたいなと思っています。
拠点が決まるまではアドレスホッパーの生活をして、拠点をつくる時はみんなが再利用できるような循環できる仕組みを考えていきたいです。
2021年の8月には拠点づくりに取りかかっていたいなって思います。

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インタビューを受けていただきありがとうございました!
りこぴん、可愛くてすごくパワフルです。瞬く間にファンになりました。笑
これからの活躍が楽しみです!😊

りこぴんのTwitterはこちら🍅
りこぴんについてもっと知りたい方は、こちらのブログもチェックしてみてくださいね☺️


これからもゆるっと文章を書いていきます🐢