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#741【政治】ここがヘンだよ日本政府〜食料自給率編

この記事では、日本の現状において政府の行っている『さすがにこれはちょっと変じゃない?』と言う点をシリーズで取り上げていきたいと思います。

改めて、世界的に見ても日本は一次産業に対する国の支援が少ない国の様です。

先進国中で最も低い37%という食料自給率であるにも関わらず、日本政府は農家に対して『コメや牛乳の減産要請』を行なっているのです。

国内の農家さんに頑張ってもらわなければいけないところ、国からの補助が無いどころか、農家さんをさらに苦しめる様な政策ばかりを行なっているのです。

米一俵を作るのに1万5千円のコストが掛かるところを、ウルグアイラウンド以降の米価の推移を見ると、一俵2万円だった頃から今では7千円くらいまで下がってしまっています。

また、酪農農家さんは牛を1頭殺すと15万円の助成金が国から交付されるのです。あたかも昆虫食にシフトさせる為に政府は4万頭の牛の削減を目指し、政府自らが食糧危機を作り出そうとしているかの様です。

大規模農家さんからつぶれてしまいそうな現状を、日本政府はどの様に考えているのでしょうか?

ちなみに、アメリカ政府はコロナショックで所得が減った農家さんに対して3.3兆円の直接給付を行い、さらには3300億円で農家さんから食料を買い上げ、困窮世帯に届けたそうです。

元々、アメリカやカナダ、EU諸国では設定された最低価格で穀物や乳製品を政府が買い上げる仕組みがある様ですが日本には全く無いというのです。

エネルギー事情をどうにかするためという理由から再エネ・太陽光を推進するのと同じ論理で、今度は食糧危機という理由からのコオロギ食推進🦗

しかし、公金目当てのコオロギ利権コウロギ農家に助成金を支援する前に、農林水産省もやる事は幾らでもあるだろうと思う訳です。

国民の命を守る事が国防だとすれば、国内の食料や農業を守る『安全保障』に対して、是非とも防衛費の増額分から予算を充ててもらいたいものです。

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