エンパシー

エンパシーとは「感情移入」って意味です。
最近観た「僕のヒーローアカデミア」の新作映画の主題歌のアジカンの新曲の「エンパシー」がめっちゃよくておすすめです。

エンパシーって曲にハマってる僕ですがエンパシーがないと言われたこと今までで結構多いなーとふと思いました。

言われる要因としては悲しんで泣いてる誰かの横で平気でヘラヘラ笑いながらしょうもない発言をしてしまうことが主な感じです。そういう振る舞いをしてしまうのには僕なりの理由があるんですが結果的に泣いている人に対して「なんて共感能力の低い人間なんだコイツは、、(怒)」みたいな感情を抱かせてしまうことが多々ありました。

一般的に泣いている人に寄り添って同じように悲しむ人が「優しい人」とされ、そうしない人は「冷たい人」とされる印象があります。

子供の頃からその傾向は強く感じていました。誰かが泣いている時「○○ちゃんつらいねー」みたいに一緒に悲しんでいることが多い子は「優しい子」という評価を与えられていた気がします。
その当時の僕はそういう評価が何故与えられるのか意味不明でした。何故なら共感して同じように悲しむことが「何の役にも立たない無意味なこと」に見えていたからです。少なくとも僕にとってはそうでした。今では共感されることで気持ちが少し楽になる人が沢山いることを理解しているのでそのように思うことはないですがその当時は意味不明でした。

自分が悲しんでいる時その感情に寄り添ってくるだけの人が好きではありませんでした。悲しまないための考え方とか現実的な方法を教えてくれる人が好きでした。実際子供の頃に現実的なアドバイスをしてくれる人は少なかったので何故人は人に傷つけられるのか?何故悲しい気持ちになるのか?を自分でよく考え、じゃあ傷つけられないためにどういう考え方をすればいいのか?悲しい気持ちにならないために、もしくはなった場合どういう対処が効果的なのか?などを必死で考えました。その結果幼少期は感情的になって泣き喚くことも多々ありましたが歳を重ねるにつれどんどんそういう状態になる機会は減っていきました。

人生いろいろ辛い状況があるかと思いますが僕自身はひたすら論理的に考えるように努めることで乗り越えてきました。だから感情的になって悲しんでいる人が近くにいる時相手の感情に寄り添うことはあまりせず相手の状況を理解するよう努め、じゃあどうすればいいのか現実的なアドバイスをしようとしがちです。「まぁそれはいいとしてヘラヘラ笑いながらしょうもない発言はするなよ、、」って思われるかもしれませんがこれにも僕なりの理由はあります。まず深刻になったところで何の解決にもならないと思っています。そして深刻な時こそヘラヘラ冗談を言うことで自分を客観視出来るし前向きになれると思っています。チャップリンの名言で「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。」ってのがありますがまさにその通りだなと思います。人の悩みの98%くらいはよくよく考えればしょうもないことだと捉えられる余地があると思います。例えば「大好きだった彼氏に振られたという悲しみ」もよくよく考えれば世の中には異性なんて沢山いるし、別にその彼氏がベストチョイスだったかって言うと全く違うだろうし、その彼氏と出会えて一定期間付き合えただけでも幸せって捉え方もできるから別に悲しむようなことではないとも言えます。さらに言えば「新たな出会いの機会が生まれる!」とポジティブに捉えることも出来ます。そうは言っても感情的になってる時は論理的に考えることが難しくなるのでそういう考え方の転換自体難しいことは理解出来ます。だからこそ感情的にならないようにするための訓練を日頃からしておくのが個人的にはオススメなんですけど感情的になりがちな人って感情的になること自体がなんやかんや好きだったりするので「いろんな生き方あるし別にこの人はこういうのが好きだからまぁいいか」って割り切って適当に共感しつつ放置するのがいいのかなって思ったりしています。どうなんですかね?

最後に漫画「亜人」からエンパシーがないと評価されがちな僕を肯定してくれているような気がして少し気持ちが救われた話を無断転載しておきます。「亜人」良い漫画だからオススメ。

あと、ちなみにですけど女の子とのデートでは僕もテクニックとしてエンパシーしてるっぽい発言めっちゃします。くれぐれもデートで相手の悩みに対して現実的なアドバイスをしようとしないでください。ウザがられる確率の方が高いので。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8


サポート多いと外食しがち。ご馳走さまです!