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Jリーグ歴代優勝チームユニフォーム

1993年から始まったJリーグ。
過去26シーズンで10チームの優勝チームが誕生しています。
使い古された言葉ですが、毎年"ドラマ"があり、優勝までの道のりはそれなりのストーリーが語られます。そしてその時まとっていたユニフォームにはそれぞれの思い出の詰まっていることだと思います。

過去の優勝チームにリスペクトを払い、そして今後も我々をワクワクさせるJリーグであることを期待しつつ、歴代優勝チームのユニフォームを振り返っていきましょう。

1993ヴェルディ

1993年 ヴェルディ川崎(ミズノ)
全てはこのチームからJリーグの歴史が始まったと言っても過言ではないでしょう。このシーズンMVPの選手がまだ現役なんだからすごいよね!?
当時は10チーム参画、リーグ戦においては全てミズノ製ユニフォームを使う契約でした。

1994ヴェルディ

1994年 ヴェルディ川崎(ミズノ)
二年連続でヴェルディが総合優勝を飾る。

1995マリノス

1995年 横浜マリノス(ミズノ)
日本リーグ時代からのヴェルディのライバルであるマリノスが優勝。
ヴェルディに対抗してアルゼンチン路線の外国籍選手が活躍した。

1996鹿島アントラーズ

1996年 鹿島アントラーズ(ミズノ)
「99%Jリーグに入れない」とまで言われたアントラーズが悲願の優勝を飾る。レオナルド、ジョルジーニョなどブラジル代表と日本人選手が融合しました。


1997年 ジュビロ磐田(プーマ)
エムボマ旋風が吹き荒れたこのシーズンはチャンピオンシップを経てジュビロが優勝。ドゥンガ、福西、藤田、名波の中盤が強った。

1998アントラーズ

1998年 鹿島アントラーズ(エネーレ)
ジュビロとの二年連続同カードのチャンピオンシップで雪辱を果たしたアントラーズが優勝。
マジーニョっていい選手でしたね。
※このシーズン終了後横浜フリューゲルスが横浜マリノスへ統合される。

1999ジュビロ

1999年 ジュビロ磐田(プーマ)
ジュビロとエスパルスの静岡対決チャンピオンシップを制したジュビロ。
ラグラン袖のとサックスとネイビーの組み合わせはいまだに最高のデザインではなかろうか?

2000アントラーズ

2000年 鹿島アントラーズ(エネーレ)
中田と熊谷のダブルボランチ好きだったな。

2001アントラーズ

2001年 鹿島アントラーズ(エネーレ)
二連覇達成のアントラーズ。袖の星の数が変更となっているのと、右袖にはチャンピオンパッチが施された。

2002ジュビロ

2002年 ジュビロ磐田(プーマ)
名波浩を中心としたNボックスなどいまだに「最強」と言われるチーム。
2020年のクラウドファウンディングで復刻されたデザイン。

2003マリノス

2003年 横浜F・マリノス(アディダス)
岡田武監督の元にFマリノスが優勝。
松田直樹の涙が忘れられない。
チームでは初めて紺色のユニフォーム。

2004マリノス

2004年 横浜F・マリノス(アディダス)
マリノスが二連覇を達成

2005ガンバ

2005年 ガンバ大阪(アンブロ)
ガンバが初優勝。
アラウージョ、大黒、フェルナンジーニョの前線もえぐいが、山口智、宮本恒靖、シジクレイのスリーバックもえぐい。

2006レッズ

2006年 浦和レッズ(ナイキ)
ワシントンを要するレッズが優勝。
素晴らしいのはシーズンホーム無敗だったこと。
ナイキのトータル90シリーズのテンプレート。

2007アントラーズ

2007年 鹿島アントラーズ(ナイキ)
オズワルド・オリヴェイラ監督就任。
一度も首位に立つことなく、最終節での逆転優勝は史上初。
ナイキのトータル90テンプレートを使用。

2008アントラーズ

2008年 鹿島アントラーズ(ナイキ)
二連覇を達成。マルキーニョスが21得点で得点王。

2009アントラーズ

2009年 鹿島アントラーズ(ナイキ)
Jリーグ史上初の三連覇を達成。
鹿島がユニフォームにネイビーを使うと強いイメージが。

2010グランパス

2010年 名古屋グランパス(ルコック)
名古屋悲願のリーグ初優勝はストイコビッチ体制三年目で二位に勝ち点差10をつける圧倒的な強さだった。
不規則幅の大胆なグラデーションはシャチが海面へ飛び上る雄大な姿を表現している。

2011レイソル

2011年 柏レイソル(ヨネックス)
前年をJ2で戦いJ1章書く1年目での優勝は史上初。
CWCにも参加して4位となった。
シンプルなピンストライプが品の高さを醸し出す。

2012サンフレッチェ

2012年 サンフレッチェ広島(ナイキ)
悲願、念願のJリーグ初優勝を成し遂げた記念すべきモデル。
カタカナの「エディオン」表記は過去このシーズンだけ。

2013サンフレッチェ

2013年 サンフレッチェ広島(ナイキ)
最終節までもつれた優勝争いを制し広島が二連覇を達成。
シンプルな太いボーダーデザインは強さの象徴となった。
EDIONはカタカナも併記。

2014ガンバ

2014年 ガンバ大阪(アンブロ)
一時は16位と低迷も宇佐美、パトリックの活躍などもあり劇的な巻き返しで優勝。J1昇格1年目の優勝は2011の柏以来。
J1復帰元年の「Rising G」スローガンが元となり日の出をモチーフにした赤を挿し色に採用。

2015サンフレッチェ

2015年 サンフレッチェ広島(ナイキ)
2ステージ制で年間勝ち点一位を獲得。
チャンピオンシップでも魂の逆転劇を演じ、三度目のリーグ制覇を成し遂げた。
縦ストライプとシェブロン柄のかけ合わさったシンプルなデザイン。

2016アントラーズ

2016年 鹿島アントラーズ(ナイキ)
1stステージを優勝、年間勝ち点3位でチャンピオンシップに進出し見事優勝。
CWCに初出場し決勝でレアル・マドリードと戦い延長戦で惜しくも破れるも大躍進となった。
やはりネイビーの割合が大きいと強い!?

2017フロンターレ

2017年 川崎フロンターレ(プーマ)
最終節までもつれた展開を得失点差で上回った川崎が初優勝。
風間八宏から引き続いた攻撃サッカーを魅せ、鬼木監督が結果を出した。

2018フロンターレ

2018年 川崎フロンターレ(プーマ)
二連覇の川崎。
大胆なツートンカラーのユニフォームを採用。

2019マリノス

2019年 横浜F・マリノス(アディダス)
ポステコグルー監督就任2年目に攻撃サッカーで15年ぶりのリーグ優勝を達成。偽サイドバックとハーフスペース、インナーラップなど現代サッカーを体現した。
袖口などの細いトリコロール使いはさすがである。

サプライヤー的観点で

過去27シーズンをサプライヤー別に集計すると、
ナイキ 8回
プーマ 5回
ミズノ 4回
アディダス 3回
エネーレ 3回
アンブロ 2回
ルコック 1回
ヨネックス 1回

これはなかなか興味深いですね。
シェアではプーマが多いのですが、ナイキの優勝回数ときたら。
ナイキがサプライしている3チームがすべて優勝を経験しています。
ヨネックスはすごいですね!

サプライヤーについてはこちらもご参照ください

どのチームも好きになる!?

ひとつひとつユニフォーム型を作るのはとても時間がかかるのですが、その対価としてとても幸福な気持ちになります。
私は広島生まれのサンフレッチェファンですが、嫌いなチームはありません。
その理由を説明します。

今回のように優勝ユニフォーム型を作るためにはそれなりの下準備があります。
まずはユニフォームのデザイン画像を検索して調べます。
スポンサーや星の数など細かなことまで知りたいので、1型に対して10枚程度は集めます。
しかし多くの検索をかけていると画像だけでなく、そのユニフォームデザインに至るまでのリリースなども読み込みます。
もちろんチームの成り立ちからチームカラー、エンブレムの制定をあたらめて知り、そしてユニフォームに散りばめられたスポンサーを調べます。
それからそのシーズンの戦いぶり、優勝までの過程も目に入ってきます。

そうするとあら不思議!?
どのチームにも情が乗り移り、ユニフォーム型が出来上がった時にはそのユニフォームをとても好きになっています。
そもそもユニフォーム自体が好きなんですね。
もっと街中でもたくさんの人がユニフォームを着てくれると嬉しいのだけど。

さて、いかがだったでしょうか?
Jリーグの歴代優勝チームのユニフォームでした。
過去を振り返りつつ、次は自分が応援するチームが来る!という気持ちで見ていただければ幸いです。

今回は優勝チームを振り返りましたが、いずれは全てのチームの全てのシーズンユニフォーム型を作りたいと思っています。
Jリーグユニフォーム図鑑(#Jユニ図鑑)作るぞ!


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