はんぶんフィクション

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記事

酒をやめたらもっと酔えるようになった

シビアな投薬があり、すっぱり酒をやめた。

飲み屋ではもっぱら湯呑みに入れてもらったあたたかいお茶を飲んでいる。キンキンに冷えたビールと乾杯するのは気がひけるけど、気まずいのは初めの5分だけだ。

実際、飲みの場では誰よりもテンションは高い自信がある。

なんなら、たまたまカウンターで意気投合したおじさんなんか、私がとうもろこし茶を飲んでると全く気づかなかった。30分くらい経ってから私の湯呑

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親にもスキ押されたことないのに!スキ!
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わたしのためのむなしさ

文章を書いているとどうしてこんななににもならないことを、稚拙でゴミみたいなものを書いているのだろう、書いてなにになるのだろうとふいに虚しさが襲ってくるときがある。

このやっかいな空虚はわたしの胸からみぞおちまでに大きな穴をあけて、ごはんを食べるのも、お風呂に入るのも、寝るのも全部くだらなくて意味のないことのように思えてきて、なんにもできなくなる。でもなんにもしないとそれはそれで時間を無駄にして

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