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Day 2 (12/17火): ナイル川散策 (エジプト カイロ)

Day 2は、エジプトカイロで朝からナイル川を散策。そのあと、エジプト考古学博物館でツタンカーメンのマスクやファラオファミリーのミイラ等のお宝展示物を見学。夜はナイル川クルーズで食事とショーを楽しみました。

ホテルでの雑感

5時就寝の8時半起床。いつもGarminをつけたまま寝て、睡眠状態をモニターしている。Garminは、浅い睡眠 深い睡眠 レム睡眠の3つを測定するが、浅い睡眠と深い睡眠をあわせてノンレム睡眠ということになっているのだろう。私はふだんから寝付きが極めてよいが(のび太といい勝負)、今日も深い眠りが42分といつもと同じくらい確保できていたので、1日なんとかなるかなと思い、旅行だしということで、そのまま起きることにした。

昨日は到着早々なかなかハードだったことをあらためて思い出す。今日もハードな1日になるのかな?

ちなみに、エジプトと日本の時差は7時間。エジプトは日本よりも7時間遅い。GarminやApple Watchもそうだけど、スマホの時間を変更すると自動的に同期して、現地時間になるのは便利だなとあらためて思う。

今回の旅は、ある程度は指針があるものの、基本は旅行会社と相談して、滞在都市と日数を決定。ありがたいことに、フライトとホテル代の費用は先方持ちで予算もあるはずなので、私からの要望は特に伝えず、旅行会社側の提案どおりにした。その流れをうけて、ふだんは綿密なプランを立て、めいっぱい予定をいれて旅をするのだが(そのため家族への負担が大きく極めて不評w)、今回の旅はなるべく下調べをせず、感じるままに気ままに旅しよう、そういうことに決めた。

カイロの宿泊先は、InterContinental Cairo Semiramis。ナイル川のすぐ横にある立派なホテルだ。15階の部屋は川に面していないが、窓を開けるとそこにはテーブルとイスが2脚おけるくらいのテラスがある。ただ、テラスの先が壁ではなく柵で、しかも柵の高さが低いため、かなり怖い。到着したときは夜だったので気づかなかったが、朝テラスにでると、頑張ればナイル川が見えてちょっとテンションがあがった。やっぱり川はいい。エジプト考古学博物館も目と鼻の先に見える。いいホテルとそのロケーションに感謝。

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旅行直前にたまたまエジプトに関する番組をテレビで見て、来年、大エジプト博物館(GEM)という新しい博物館がオープンすることを知った。考古学博物館から既に一部の展示物を引越済。来年のオープンに向けて、修復をしている様子も放送されていた。それを思い出してネットで調べたところ、実はGEMの修復センタの見学ができるらしいが、事前申請が必要とのこと。ガーン。やはり下調べをしておけばよかったか… ダメもとでWebからコンタクトし朗報を待つことに。

多少の疲労はあるが、異国の地ではやはり落ち着かないので、早速身支度。あるある話だけど、シャワーのお湯が出ないかもと思ったが、熱すぎるくらいのお湯がめちゃ勢いよくでたのに拍子抜けした。これは気持ち良くてサイコー。

ホテルは朝食付プランなのでビュッフェをいただく。時間的には完全にブランチ。各種パン、チーズが豊富。arabic breadをチョイス。ピタ的なナン的な。生野菜はお腹をこわす可能性があるのでスルー。一番興味をひいたのは蜂の巣。巣から直接蜂蜜をとってねということ。表面が乾燥している蜜のところを壊すと、蜜がプチっとはじけてポタポタおちる。面白い。梱包材のプチプチ的な感じで癖になりそうだが我慢して控えめにプチプチして蜜を収集。蜜の味は濃厚でおいしく感じた。

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あまり料理の種類がないなと思い、前菜系を多めに。お皿がいっぱいになったあとで、厨房かと思ってたところに実はメインディッシュがあった。あとの祭。でも少しだけチョイス。オムレツコーナーも発見。オムレツは欠かせないのでゲット。コックさんのスマイルもゲット。ナイル川を眺めながらの朝食なんて贅沢なんだ。

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GEMの修復センターの見学は最低2日前申告が必要との回答が。木曜は朝から空港へ行くため断念。残念… いきなりの問い合わせにもスムーズに対応してくれた日本人の担当者の方に本当に感謝。旅先の親切はいつも以上に心にしみる。

ナイル川散策

悪い癖でホテルでの雑感の章がながすぎて(笑)このペースだと終わらない… もう少し短くして発行し、後日アップデートすることにする。

気まま旅はナイル川散策から。ホテル前の橋をわたって、川をゆっくり眺めながら進んでいく。

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世界の大都市には必ず川がある。人間が生活を営むのには水は必須。飲むため、体をきれいにするため、食物を洗ったり育てるため、荷物を運ぶため。そのために都市が形成される要素として川が必要であり、それが現在の大都市につながっているのだろう。

ナイル川は、まさに「エジプトはナイルの賜物(by ヘロドトス)」のナイル川。今でも世界で一番長い川であり、川の本家ですね。いや、ほんと熱い。

橋を渡りきってゲズィーラ島に到着。実はこれナイル川の中州ですがかなり大きい。それだけナイル川の川幅が広いということですね。現在は上流にダムがあるので水量も調節されているのでしょうが、昔は広範囲にわたって川が氾濫していたのでしょう。島を散策。お目当ては蓮をモチーフにしたカイロタワー。タワーの近くに、ものすごい大きな木があり何かパワーを感じてしばしとどまる。タワーはさくっと外から眺めてまた散策にもどる。

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楽しい時間はあっという間にすぎる。お昼をすぎたので少しペースをあげて、エジプト考古学博物館へむかう。そのためにナイル川をまた渡って元の岸に戻る。

Googleマップは本当に役立つ。昔からの地図好きとしてはGoogleマップが世の中にでたときは衝撃的だったな。考古学博物館へのナビルートは極めてコンサバ。すごく遠回りで、しかも元の橋をわたるルートを提示。それでは旅面白くない。あくまでバックアッププラントして頭に入れ、Googleマップをみながら、自分ナビで、北側のもうひとつの橋をわたるルートを目指す。

その前にやっぱり川ぞいを歩きたくなり、自分ナビ修正。川ぞいルートで北側の橋を目指す。川ぞいには、大きなレストランが点在。そうそう、夏の川もいいよね。川からの風にゆられながら開放感たっぷりに食事する、これも万国共通ですね。

川ぞいを進んでいくと渡りたい橋と立体交差していて橋を通り過ぎた。やばい、ひょっとしたら、この橋は車専用で人は渡れないのかも… Googleのナビにやられたか(実は自分にやられているw)。橋をよく見ると、元の道ぞいに人が登れそうな螺旋階段を発見。階段へ直接行く道はなかったので、ぐるっと迂回して階段をのぼる。車はものすごいスピードで走っているが、歩道があったのでほっとした。

ナイル川も眺めながら反対岸へ到着。考古学博物館へ行くためにはさらに大きな道路を渡らなければならない。ただ、信号もなく、ひっきりなしに走っている車の合間をぬって渡るのは至難の業。メイン道路から抜けて別の道路に合流する道路でわずか1車線の道路ですら2-3分待っても渡れない。車が途切れないからだ。こんなとき頼りになるは現地の人なのに、渡ろうとしている人はいない。Googleナビはそこまで計算していたのだろうか。なんか悔しいぞ。5分くらいして、ついに一瞬の途切れがきたので、走って横断。プチ達成感。渡ってみたらその先に歩道はなく階段のみ。まあいい、ひとつ道路をわたったので、階段をおりてまた次の道路を渡ろう。そう思って階段を降りたら、人が別方向から合流してきた。そちらを見ると、なんと、自分がさんざん待っていた、横断前の歩道からの階段だった! 呆然。そりゃ、誰も道路を横断しないわけだよね。思いっきり苦笑、そして疲れがどっとでた。気を取り直して先を目指そう。だいぶ時間をロスしたけど、考古博物館まではもう少し。先を急ごう。

後記:やっぱり長くなってしまったので、後編は別のnoteにします



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