あすけん

あすけん リテンションアップ戦略/マーケティングトレースnote100本ノック54/100本目

今回はヘルスケアアプリのあすけんです。プッシュ通知について、学べたのでとても良いトレースでした!

■概要

【企業名・サービス名】
asuken株式会社・あすけん
【リリース】

【ユーザー数】
300万会員
【説明】
ヘルスケアアプリ
【マネタイズ】
BtoC:有料会員、広告、物販
BtoB:法人利用、OEM的な機能提供

■リテンションアップ戦略

【施策】プッシュ通知

あすけんはプッシュ通知を送るユーザーを3つのセグメントに分けて、実施している。

①そもそも会員登録すら完了していないユーザーへの訴求
② 1回も食事記録していないユーザーへの訴求
③ 定期的に記録していたものの、習慣が途切れてしまったユーザーへの訴求

この中でも、③は
「金土日の記録を忘れてしまう傾向が強い」
「昼食と夕食を記録せず、朝食しか記録しないユーザーが多い」という傾向があったため、「過去数日間食事記録をしていたが金曜日に記録していないユーザー」や「朝食を記録したが昼食と夕食を記録していないユーザー」に対して、プッシュ通知での訴求を実施した。

【プッシュ通知による訴求文言】

成功例:
①やって欲しいことを明示する
②アプリ内のキャラの名前を記載する
③ 悲しい表情の絵文字を使う
失敗例:
「今、頑張らないでどうするんですか?」というような煽り気味の文言

【結果】

・初回食事記録率は8ポイントup
・新規ユーザ7日後リテンション率は4ポイントup
・食事記録ユーザの7日後リテンション率は1ポイントup

■ユーザー獲得戦略

【施策】有料→無料

2013年9月に有料版(売切300円)でiOS版をリリース。
→利用者から高評価をもらう。
その後の2014年4月にiOSアプリの無料化に踏み切る。
Androidアプリリリースも加わって勢いは更に上がっています。

【結果】

7年間で20万人に満たなかった会員数が、1年で50万人に増加。

あすけん

■その他施策

【施策】食事カロリー写真登録機能

多くのサービスは、いかにユーザーに継続して利用してもらうかが、大切である。あすけんは「いかに継続しやすいUIを設計するか、いかに入力負荷を下げるか」にフォーカスした結果、

一例として、「料理の写真を撮影するだけで、AIが食事内容を判別してくれる機能」を実装した。

このように「文字を打つことなく、検索窓から食事を探す必要なく簡単に入力できるUI」を意識して機能を実装し続けている。

■感想


プッシュ通知についてですが、
あすけんでは、

①やって欲しいことを明示する
②アプリ内のキャラの名前を記載する
③ 悲しい表情の絵文字を使う

という内容のプッシュ通知が成功して、
煽り口調のプッシュ通知が失敗しました。
ですが、一概に全てのジャンルのサービスでこの事例を有効活用できるとも言い切れません。
なぜなら、煽り口調のプッシュ通知が失敗に終わったのは、ヘルスケアというセンシティブなサービスだったからでしょう。

プッシュ通知の文言を決める際は、様々な仮説を立てて、A/Bテストを行い、検証していくフローが大切だと感じました。

ご愛読ありがとうございました!


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ありがとうございます!100本目指して頑張ります!
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