首都圏封鎖の「噂」とコロナのこれから
もやっとする曖昧な声明を繰り返す東京都ですが、
そもそも外出できるお店を開けていい人たちを捕まえて「モラルガー」「国家の危機ガー」言うことがナンセンスでさっさとスーパーと薬局以外強制営業停止してベーシックインカムを配布すれば良い。
またあからさまに漏れるレベルの噂に「首都圏封鎖」をちりばめて大変なことになるー、大変なことになるー、と断片的な末期的な情報や映像を流すのではなく、合理的な説明が必要だ。
東京が最も恐れているのはニューヨークに続くことだ。
急激な感染者の増大に伴い人工呼吸器を必要とする重症例が想像を絶するスピードで増えて瞬時に医療崩壊に近い状態に陥ってしまった。
※一斉検査を採用しなかった国で感染が爆発していること、一部の専門家の間ではインフルエンザに有効とされる「検査は必要がなければやらない方針」はコロナでは大きな間違いだった可能性があると指摘されていることを追記しておく。
曖昧な恐怖に飲み込まれて右往左往するのではなく今こそ医療大国(かつ国土が狭く、医療がエリアや所得問わずに行き渡っている世界一の国)とかつてのIT大国の沽券にかけて、科学的かつ合理的に国民が動けるようにリーダーシップを国が取れば良い。
具体的には
1. 全国の重症例対応のベッド数と稼働状況を透明化(リアルタイムで誰もがその情報にアクセスできる)
透明化することで適切な危機感を持ち対策を取るために行動できるので、やみくもな恐怖にうちのめされて鬱になっている一部の人たちのメンタルも救う
2.アビガンその他の各国で治験中で有効率が50%を現時点で超えている薬品のホスピタルへの緊急配布。
3.投薬による回復率を悲観的に50%として計算し、リソースを超過しそうなエリアを重点的な閉鎖エリアにし、ライフライン以外の営業を強制停止にする
4.人工呼吸器の量産およびホスピタルへの配布
4.ライフライン(物流)の閉鎖の可能性が起きるエリアがあれば物流を国のシステムに移管するか、早めの公的アナウンスを段階的に行って、(示唆するのではなく)まとめがいによるスーパーでのクラスター発生を防ぐ
専門のボーダーレス化を急いで力を合わせないと打ち勝つことはできないようにこのウイルスは巧妙に挙動している。数字的な現象としては未だに「風邪」の域を超えないけれど、インパクトはこれまでのどの災害や戦争も上回ってしまった、
人類が対峙する感染症の中でもっとも人類が試されるウイルスだと思います。
最後にTIMESに寄稿されたこの文章に、一ミリも疑いなく賛同するのでリンクしておきます。
http://web.kawade.co.jp/bungei/3455/
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