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#197 【元気100倍!!!】大人になってわかる名曲『アンパンマンマーチ』の魅力

なんのために生まれて 
なんのためによろこぶ
と口ずさむことが増えたアラフォーまっしぐらの今日このごろ(笑)

キャッチーかつ覚えやすい歌詞とメロディなので、ついつい口ずさんでしまいます。
アンパンマンが大好きな2歳の甥っ子、姪っ子も小さい身体で踊っている姿は微笑ましい光景です。

■アンパンマンとの意外な共通点

アンパンマンがアニメ化されたのは1988年。
私が生まれたのも1988年なので、不思議な親近感を抱いています。

世代を超えて愛されているアンパンマン。
一方で、アンパンマンの作者・やなせたかしさんが歌詞に込めたメッセージには諸説あります。
『片道分のガソリンしか積まずに出撃した弟に捧げている』という説も有名です。しかし、この説についてはやなせたかしさんご本人が意図して書いたことを否定しています。
あまりにもいろんな想いが込められた曲なので、いろんな解釈や受け取り側の希望も混ざって一人歩きしながら、尾ひれはひれがついてしまったのかもしれません。

■全世代に愛されているアンパンマン。

最新映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』でのアンパンマンやばいきんまんの活躍も話題です。
(こちらの映画は、ばいきんまんの活躍の方がネットでは話題になっています)

アニメ版『アンパンマン』、絵本の『あんぱんまん』も誕生して長い間、世代を超えて愛されているのでしょうか。
(※絵本版は『あんぱんまん』の表記。)

全世代の老若男女に愛され続けている理由を考えてみました。

■やなせたかしさんの込めた「正義」と「悪」

古今東西、マンガや映画、絵本などの作品には「正義」と「悪」を取り扱う作品は星の数ほどあります。
やなせたかしさんが描いているメッセージには、単純な人物に「正義」と「悪」は込めていないように思います(あくまで、一個人の感想です)
先生ご自身の戦争体験からくる価値観、考え方があると思います。
本当の正義のヒーローとは「まずお腹を空かせている人に食べ物を与えられる人」であり、悪とは「何も食べれなくてお腹が満たされていない」状況のことを指してると思います。

自分が持っているものを困っている人に迷わずに分け与えられる人が正義のヒーローです。そう考えながら見直してみるととても深いエピソードばかりです。

個人的には、ばいきんまんの何回失敗しても、何度も障害(アンパンマン)に立ち向かっていくひたむきさが大人視点で見ると、心打たれるところがあります。
主人公(正義)に対する敵(悪)なので、勝敗はだれの目から見ても明らかです。でも、試行錯誤しながらチャレンジしていく背中には熱くなります!

■結論

いちばん最初に出会った心やさしいヒーロー像。
男の子も女の子も幼いころに初めて出会うヒーローがアンパンマンだったのではないでしょうか。
だからこそ、いちばん特別な存在として記憶に残っているのかもしれません。

ほかにも、
・前向きかつ明るい曲だから勇気が湧いてくる!
・魅力的なキャラクターがたくさん!
・子どもにとってわかりやすいストーリー!
・絵を真似して書きやすいシンプルなフォルム!
という理由はひとそれぞれあると思います。


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