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「空腹」こそ最強のクスリ①1日3食は食べ過ぎ!?

トモーロです。

今回は、「空腹こそ最強のクスリ」という本を紹介していきます。最近になって健康ブームでジムに通ったり、筋トレを趣味にしたりする人が増加しています。

SNSでも筋トレの投稿や健康についての投稿が増え、YouTubeでも筋トレ動画が凄く上がっていますね。

誰もが健康を維持し、いつまでも若々しくいたいですよね。そこで今回は若々しくいられるためには食事がめちゃくちゃ大事だったという話をしていきます。

みなさんは食事に対してどれくらい気を付けているでしょうか。今回紹介する本は、食の常識を見事に覆してくれるとても面白い本になってます。

それではいきましょう!


【著者「青木厚」医学博士について】

この本の著者である「青木厚」医学博士ですが、主に糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣系が専門の医学博士です。

実際に糖尿病の患者さんに食事療法を取り入れて治療に成功させている人であり、自身も舌がんを患っていたのですが、これも食事療法で完治させたいう食事のスペシャリストなのです。

今回、本で紹介する食事法は、「ものを食べない時間を作り、空腹を楽しむ」という食事法です。

「え、好きな物を我慢しなきゃいけないのか」「単なる断食でしょ」と思った方も安心してください。この食事法には、しっかりと好きな物を食べる時間も考慮されています。

また、食事法以外にも普段の食生活が我々の体にどのような影響を及ぼすのか、病気のリスクなども交えながら解説されています。


【1日3食は食べ過ぎ】

まず私たちは普段、朝・昼・夜と3食、欠かさず食べています。小さいころからそうするように教わってきましたし、何の疑いもなく食事をしていました。

しかし、普段肉体労働をしない人にとっては1日3食は明らかに食べすぎなのです。実は、江戸時代まで肉体労働者以外の人たちは、1日2食が当たり前でした。

成人の1日の適切な摂取カロリーは、1800kcal~2200kcalと言われています。この数字がどのくらいなのか。例えばハンバーガー、ポテト、ドリンクのセットは余裕で1000kcalを超えます。

また、ファミレスでの食事は大体1食800~1000kcal程度と言われています。単純にこれを3食と考えると、明らかに摂取カロリーオーバーしていますよね。

糖質についてみてみると、成人1日170gが適切と言われています。茶碗1杯のごはんに約50gの糖が含まれています。これを1日に3杯にデザートなどを食べるともう糖質祭りです。

ちなみに、茶碗1杯のごはんに含まれる糖質50gはスティックシュガー17本分に相当し、1杯のかけうどん(約250g)の場合は糖質60gでスティックシュガー20本分に相当します。


【空腹の時間を作る】

では、1日3食で糖質過多の食生活がなぜいけないのか。それは、食べ過ぎによって内蔵の疲労がたまり、肥満や病気の原因になるからです。

内臓が本来処理できる量を超える食べ物を摂取してしまうと、内臓も休みなく働かなければいけません。

やっと処理できたと思ってもまた次から次へと食事が運ばれてくるので、休みなくフル回転せざるを得ません。そうすることで内臓の動きが低下し、肥満につながってしまうのです。

内臓が疲れたまま、食事をするという行為はとても恐ろしいのです。そのため、内臓を休ませるためにも空腹の時間を作るということがとても大事なのです。

空腹の時間をとることによって、
・内臓の疲れが取れて内臓機能が高くなる
・脂肪が分解し肥満が解消
・細胞が生まれ変わり、老化の進行が改善する

などの効果を得られます。実際にどれくらいの空腹時間が必要なのか。

具体的に、最後にものを食べて10時間ほどたつと肝臓に蓄えられた糖がなくなり、脂肪が分解されてエネルギーとして使われます。16時間たつと「オートファジー」という古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせる機能が目覚めます。

では、次回オートファジーの詳しい効果と食事法のやり方について解説していきたいと思います。


ここまで読んでいただいてありがとうございます。この「トモーロの部屋」noteでは皆さんの学びのきっかけになるような記事、そして仕事に役立つような記事を中心に書いています。

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