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「がんばらない働き方」を読み終えて

トモーロです。

今回は、先日まで要約していました「がんばらない働き方」を読み終えて私が思ったこと、感じたことを書いていきたいと思います。

この本も本当にいろんなことを学ばせていただきました。特にこれから働き盛りを迎える若い世代の人たちにはぜひ読んでほしい本でした。

この本は、日本の働き方を海外との比較で語られており、「海外ではこうですが今の日本ではこうです。それについてあなたはどう思うか。」といったような視点で書かれていて日本企業を俯瞰して見ることができるのでとても良かったです。

それではいきましょう!


【頑張っているのに生産性が低い】

小さいころから何事も頑張る人が評価される仕組みでそれがさも正解であり、あたりまえのように過ごしてきた。確かに職場などでは、「あの人は頑張る」といったような言葉が飛び交うことが多く、なんとなく評価が高いように感じてしまう。

それとは逆に、「生産性」や「効率化」といったような言葉はあまりよく思わないような人が多く、「そのように考えて仕事をするのは仕事ができるような人だ」と言われることもある。

しかし、この本を読んでから思うことは仕事ができるようになってから生産性や効率を考えているのではなく、生産性を考えて仕事をしてきたから仕事ができるようになったのではないかと思う。

海外の人から見ても、日本人ががんばっているということには驚いたし、それなのに給料は全然上がらないし、残業も減らないという言葉には「ハッ!」とさせられた。

これこそ日本人が生産性について何も考えずに働いているということの表れではないかと思った。


【働き方は変化するもの】

あたりまえのことだが、時代と共に働き方はどんどん変化していくものである。「いや、わかってるよ。」というかもしれないが、本当の意味で理解できている人は意外と少ないと思う。

上司や同僚から仕事を頼まれた際、反射的に「やります」や「がんばります」と言ってしまう。本にも書かれていたが、仕事を頼まれると断ってはいけないと思い込んでしまっていないだろうか。

本来、引き受けるか引き受けないかを判断するのはこちらの判断なのに、断ると明確な理由があるにも関わらず、相手に嫌な印象を与えてしまう。

このような事実があるのに新しい事業や業界に手を出して働き方を変化させると言うこともあるがそれよりもまず、思考停止で頼まれた仕事に対して反射的に「がんばります」などと逸わせないような働き方にしていく方が先なのではないかと思う。

それを変化させない限り、どんなに新しいことを始めても生産性は上がらないのではないかと思う。


【軸を持てば捨てられる】

あなたはこの世界に生まれて何をしたいのか。何を成し遂げたいのか。このように問われたときあなたならなんて答えるでしょうか。答えられる明確に自分の軸を持っているのか。

自分にとって、不要な仕事を頼んでくる人の存在をないものにしようとしてもそれは自分自身でコントロールできるものではない。それを相手のせいにしたところで時間の無駄でしかありません。

それよりも自分自身の軸をしっかりと持っていれば、何が自分に必要な仕事で何を捨てるべき仕事なのかを判断することができる。

明らかに自分がやるよりも他者のほうが生産性が上がると分かったり、異なる方法で実行した方が組織として効率よく成果を出すことができると分かればその理由を述べ明確に説明することができればNOとは言われないはず。

このようなコミュニケーションは、グローバル企業では当たり前であり、海外から見ると日本の企業のコミュニケーションのなさは驚きだと言います。本当にコミュニケーションってめちゃくちゃ重要なんだと思いました。

日本企業を海外の人たち目線で見ることがこれまでなかったので、あまり俯瞰して日本企業を見ることがとても新鮮でした。違う角度から日本企業を見ることで「よく考えたらおかしいな」と思うことがよく出てきました。

ぜひ本を買って読んでみても面白いと思います。

では、また!


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