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講師は生徒に勉強を教えるな!

どうも、トモーロです。

今回は、ちょっと炎上してしまうかもしれないタイトルで書いていきます。

この記事は、私が学生時代に塾の講師としてバイトをした経験から書いています。

元塾の講師として言わせていただきます。もう子供に勉強教えるのやめません?笑

厳密に言うと、「勉強は教えるものではなく自ら学ぶような仕組みを作っていきましょう」っていうことです。

べつに学校の勉強のことを否定するつもりはないので誤解がないようにお願いします。

それでは、いきましょう!


<その教科を好きにさせる>

講師が生徒に本当にするべきことは、勉強を教えることではありません。自分が担当する教科を好きになってもらうことです。

皆さんも好きなことに夢中になる感覚ありますよね?それを生徒にも勉強を通して理解してもらえばどれだけいいかと考えましょう。

生徒たちは、勉強=苦痛という先入観があります。それを取り除くことが大切です。それには、そもそも教える側の講師が勉強=苦痛という考えではいけません。

自分が担当する教科の面白さ、何が楽しいのかを生徒の前でめちゃくちゃ楽しそうに語るんです。

皆さんも小さいころ、話の面白い先生の授業は自然と耳を傾けてましたよね?覚えるのが苦ではなかったと思います。

そうすることで生徒はその教科を好きになります。一度好きになった教科は、ほっといても生徒は自ら勉強するようになります。

講師の話も進んで自分から聞くようになるので、教える側も楽できます。どうしたら点数を上げられるかよりも、どうしたらその教科を好きになってもらえるかを考えましょう。


<長期的に生徒に利益を与える>

生徒に教科の楽しさ、面白さを理解してもらい、自ら学ぶ楽しさがわかる感覚は、生徒の「自習力」を鍛えることができます。

個人的に自習力はめちゃくちゃ大事だと思っています。

自習力を鍛えることができれば、社会人として自分が活躍したいと思ったとき、自ら学ぶ楽しさを理解しているので、読書をするようになったり、新しいことを進んで学ぶようになります。

市場価値の高い人間になる可能性がめちゃくちゃ高いです。

これから学歴が無価値の時代が来ます。学歴ではなく、自分1人でどのような価値を生み出すことができるか、そんな時代この自習力があれば有利になるでしょう。

少し話が脱線しましたが、本当に講師としての仕事を考えたときに、生徒の長期的利益を考え、学びの楽しさを教えた方が確実に生徒のためになります。


<こんな講師は価値が高い>

では、どんな講師が価値があると思うのかについて紹介します。

それは、「良質なコミュニケーションが取れ、人のモチベーション管理が上手い講師」です。

つまり、高学歴の講師ではなく、教育のプロが集まる塾が価値があると思ってます。

それでも学歴を全否定してるわけではありません。やっぱり、学歴が高ければ塾として信用を勝ち取れるので、あるに越したことはありません。

しかし、学歴だけに偏っては絶対にいけません。

教科のどこが面白いのか、なぜこの教科が好きなのか講師自身が理解していなければ生徒に対して面白さを伝えることはできません。

実際に、講師としてバイトをしていたときも自分が担当している教科の面白さ、楽しさを生徒に語っている講師の授業はわかりやすい、生徒の成績もいいです。


<すべては何を問題にするか>

今回の内容をまとめていくと、塾の大半が志望校合格を目標としてると思いますが、自分自身何を問題とするかを考えると仕事がうまくいきやすいです。

今回は、塾の講師として生徒に勉強の教え方を良くするのではなく、そもそも生徒にその教科を好きになってもらえば、自ずと成績も上がりやすくなるという仮説を立て、そのためにはどうしたら良いか?と考えるようにしました。

この考え方は、ビジネスマンの必読書とも言われる「イシューからはじめよ」に載っています。

興味がある方はぜひ買ってみてください。まとめnoteも書いています。ぜひご覧ください。


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