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はじめまして。

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。編集ライターの高島と申します。かれこれ15年ほど、マーケティング領域で活動しています。2010年からフリーランスで、Webメディアや雑誌の執筆や編集、書籍の編集などを担当してきました。そのあいだに、元気ありあまる怪獣を2人ローンチしグロースしております。常にリソース不足で〆切に追われていますが、ありがたいことに仕事に恵まれ、ここまで生き延びてきました。

仕事の実績は、about.meというサービスにまとめているので、ここでは以下のようなことを書ければと思います。

プロフィール

東京出身・在住。生物学科卒。学生時代に携わったフリーペーパーづくりを機に編集者を志し、派遣やバイトを経て2004年に獣医学系の出版社へ。トリマーさん向け雑誌の編集・読者管理・販促などに携わる。2007年、広告マーケティング系の専門出版社に転職し、雑誌やムック本を編集。2010年10月よりフリー。

趣味は旅行とお酒、料理(主婦的な)。全然撮れていないけど写真。うろうろすること、おもしろいこと、ばかばかしいこと。むかし参加したパイ投げは最高でした。10年来、元同僚とカラオケ部を結成しており、1泊2日でカラオケ合宿したのも最高でした。ちなみにトップ画像は2018年に沖縄で見たクジラ(のしっぽ)です。

なぜnote?

編集者歴が18年を超え、40代になり、ひょんなことから(古)編集ライターとして若手の方に対して話す機会をいただけるようになりました。自分がこれまで仕事をする上で考えてきたこと、意識してきたことを、こうした場でも棚卸しできればと思っています。

加えて、日々生活するなかで、生活者の視点でマーケティングについて考えたことなども書ければ。出産で入院した際、某教育サービスの会社が「お子さんの名前入りの絵本をつくってプレゼントしますよ!!」というチラシを置いていて、「こ、こうやって個人情報を取得して子の成長に合わせて未来永劫DMが届くのか……!」と驚愕した話とか。

どんな記事を担当しているのか?

まず、世の中のいろいろなコンテンツには「一般向け(BtoCと呼ばれます。Cはカスタマー)」と、「ビジネス向け(BtoB、Bはビジネス)」にざっくり分かれます。テレビドラマはBtoC、本業動画クリエイター向けの動画編集ノウハウはBtoBというかんじ。私が主に軸足を置いているのは、仕事に役立てるために読まれるビジネス媒体で、なかでも「マーケティング」という領域を中心にしています。

マーケティングとはなんぞや……というのはここでは語り切れないですが、おおまかには「社会や世の中の人々とどう関係を築き、商品・サービスを買ったり使ったりしてもらうか」ということだと捉えています。そこにはやはり流行というものがあって、昔は「いい製品をつくって提示すれば客がついた」のですが、今は違います。では企業はどうすべきか? というのが、この数年のどの取材でもテーマになっています。

たとえば、『MarkeZine』というWebメディアで、2019年末に担当した「サービス・ドミナント・ロジック」の記事。

同じテーマで、学者の先生に取材させていただく機会もありました。同じテーマで複数の取材ができると、知見が深まります。

去年から今年にかけて取材が増えている「パーパス・ドリブン・マーケティング」、今年初めて取材した「サーキュラー・エコノミー」のテーマも気になっています。

クリエイティブの記事もしばしば担当しています。こちらは『The Central Dot magazine』というWebメディアの記事で、マーケティング業界のイベント「アドテック東京2020」でのセッションをまとめたもの。そもそも対談や鼎談は語られない暗黙知が飛び交うのでとても難しいのですが、特にクリエイター同士の話は本当に最高峰、最難関……と思っています。

電通と博報堂の両媒体で、同じ2019年に「クリエイター・オブ・ザ・イヤー」を受賞されたお二人を、1回の取材でお互いの媒体に載せる用に書き分ける、というのも昨年担当したなかでおもしろい仕事でした。コロナ禍が本格化した時期で、初めて自分がインタビュアーをするzoom取材で緊張した(汗。

自分の仕事のなかでいちばん読者対象が広いのは、ビジネスパーソン向けの『XD』というWebメディアで、「顧客体験」をテーマにしています。振り返ると自分も、記事コンテンツの「読者体験」がいかに価値あるものになるかを考えてきたので、とても興味を持っています。昨年、印象深かったのは、下北沢の再開発について小田急電鉄さんに取材した記事。「街づくり」も取材を続けたいテーマです。

直近では、飛ぶ鳥を落とす勢いでECが伸長しているベイクルーズさんに取材しました。ECもこれまでかなり取材してきたので、その上で「今この領域でどう進化しようとしているのか」をつかめたと思えた取材でした。

ちなみにこのメディアでは、自分がライターになるときと編集を担当するときがあり、その役割の転換によっても学びを得ていると感じています。

また、記事ではなく書籍編集の仕事ですが、2019年に担当させていただいたこの書籍は長く支持され、大変うれしいです。あくまで内容はすべて著者の頭の中にあり、その定着をお手伝いしたものなのでプロフィールに書くのもおこがましいのだけど、この10年でいちばん学んだ仕事でした。書籍編集の奥深さを垣間見ました。

どんなスタンスか?

取材してきた、と書きましたが、私はあくまでいち編集ライターでジャーナリストではなく、黒子です。マーケティング領域をどれだけ取材・執筆しても、そこにいる自分は媒介なので、自分自身がマーケティングを語れる言葉を持つわけではない。……と思ってきたのですが、15年が経ち、ゼロベースで語れる言葉はなくとも「自分だから見つけられること」はある、と最近感じています。なので、そういう仕事をこれから増やしていきたいと思っています。

何を目指したいか?

企業にパーパスがあるように、個人事業主も存在意義を持つとするなら、「まだ世の中に顕在化していない暗黙知を見つけ、形式知化する」ことを目指したい。そこに自分がかかわることで価値が最大化すると思える仕事をしていきたいと考えています。いま40代ですが、50代になって20代のクリエイターへの取材はたぶんできない。というか、私よりも適任がいると思うので、自分が担うことで世の中に価値が増えると思える仕事をしていきたいと考えています。

以上、長くなってしまいましたが、note気長に続けられたらと思います。よろしくお願いいたしますmm

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