海外旅行の歩き方
今回は海外旅行の際に、どういった物を持ち歩けばいいのか、どういう格好をすべきなのか、この点について防犯の面から考えたいと思います。
パスポートを持ち歩く?コピーで大丈夫?
よくある質問です。
パスポートは原本を持ち歩くべきなのか。それとも、パスポートのコピーを持ち歩けばいいのか。
結論から話すと、「常時パスポートを持ち歩くべき」です。
パスポートは海外で唯一の身分証明書。自分が日本人であること、また、どういう滞在なのか(旅行・留学・就労)を証明するためのドキュメント。
ただ、パスポートのコピーでもOKな国もあるみたいです。こちらに関しては外務省のHPにも記載があります。
基本的にパスポートは、国外にいる間の日本人としての証明書ですから、常時携帯している必要があります。パスポートの不携帯は処罰の対象となる国がある一方、パスポートのコピーでも構わない国もありますので、事前に渡航先国の事情を調べて、適切に管理しましょう。(外務省からの引用)
※詳細は下記リンクからどうぞ
ご覧の通り、基本的にはパスポートは常時所持すること。
パスポート不携帯で罰則が与えられる国もあるようなので、注意が必要です。
私のツイートになりますが、アメリカは絶対にパスポート原本を持ち歩きましょう。パスポートのコピーはNG。どこの国よりもセキュリティ意識の強い国なので、当然ですかね。
ニューヨークでクレジットカード使うときにパスポートの提示を求められました。マークジェイコブスの「BOOK MARC」という文房具屋で。
ブランド物は持ち歩かない?
「日本人はみんなヴィトン持ってる」とよく外国人は言います。ハイブランドの財布やバッグを普段から使っている人は多いですよね。
海外旅行ではブランド物の財布やバッグを持ち歩かない方がいいのか。
個人的には、「どのエリアに行くのか」が重要で、ブランド物かそうじゃないかは、あまり関係ないと思います。
みすぼらしい服装をしていても、犯罪に巻き込まれる可能性はありますからね。
例えば、日本で言う銀座や青山、六本木のようなハイソなエリアは、ローカルの人でもブランド物を身につけています。
どこの国にもお金持ちはいて、そういう人たちは日本人同様にブランド物を身につけています。
もしみなさんが海外のハイソなエリアへ観光に行く場合、ブランド物でも問題ないと思いますよ。周りもそういう格好なので。
しかし、屋台が並ぶようなローカルなエリアでは、そういう格好は避けましょう。明らかに場違いな格好は絶対にダメ。
自分がこれから行くエリアの雰囲気を事前に知ることは大切。YouTubeやInstagramで見てみると良いかもしれませんね。
身軽な恰好をする
みなさんは海外旅行の財布、どんなものを使っていますか。私は100均で買った薄い名刺入れにお札を入れています。
まさか、分厚い大きな長財布なんて使っていませんよね?それもブランド物の。
海外に行くときは、クレジットカード数枚とお札があれば十分。スーパーマーケットのポイントカードや免許証なんて持っていきませんよ?
普段日本で使ってる財布には、ポイントカードや免許証は入れておくと思いますが、海外では必要ありません。
クレジットカードと現金があればいいのです。
折りたたみの財布や長財布はかさばります。もっとコンパクトであまり目立たない物にしましょう。
財布は結構重いので、コンパクトな方が旅行中もラク。私は名刺入れを財布代わりに使っているので、ポケットに入れてもかさばりません。
現地の人と同じ服装をする?
目立たない格好をするという意味で、「現地の人っぽい服装をしましょう」というアドバイスをネットで目にします。
考え方の方向性としては正しいと思いますが、ローカルの人が見れば「この人は外国人(旅行客)だ。あの人は地元の人」とすぐ分かります。
どんなにシンプルな服装をしていても、見れば大体分かるんですよね。観光客かどうか。
特に日本人の場合は、髪型と身なりで簡単にバレます(笑) 男性の場合は髪型で分かるし、女性の場合はメイクで分かる。
日本人男性の髪型は、残念ながら理解されません。欧米の女性からは「何なのあの髪型?」と思われています。東南アジアの女性からも「特徴的だよね」と。
髪型で”日本人”とバレてしまうので、どんなに服装を地味にしても意味ないのが現実。一瞬で観光客だと見抜かれる。
女性の場合はメイク。例えば、同じアジアでも韓国と日本のメイクは違いますよね。中国は韓国寄りのメイクだと思います。
どうでもいい話ですが、私は後ろから見た歩き方で韓国人女性かどうか分かります(笑)
韓国の女の子って歩き方が特徴的だと個人的には思うんですよね。歩く時に逆ハの字の状態で足を前に出す感じ。
\ / ※進行方向↑
\ / イメージ的にはこうです。足の開きが強い。
\ /
この話は置いといて(笑)
結局、日本人は特徴がありすぎてバレます。何をしてもバレます。
そうなると、何をしても狙われるときは狙われるんです。未だに「日本人はお金持ち」と思ってる外国人はたくさんいます。
だからこそ、可能な限り身軽な格好をしましょう。何か盗られるにしても、当然、盗られるものは少ない方がいいですよね?
ヴィトンのバッグごと盗られるくらいなら、「名刺入れ」と言う名の財布だけポケットから盗まれる方がいいですよね。
免許証を財布に入れて、もし財布を盗まれたら、まあ再発行面倒くさいですよ?
必要最小限の持ち物で
旅行中の持ち物は、パスポート、現金、クレジットカード、スマホでOK。
女性はもっと持ち物が増えると思いますが、男性はこれで大丈夫。
ときどき何も入ってないのにリュックサックを背負ってる人がいます。意味もなく背負ってるなら、やめた方がいいです。
それこそ旅行客だと思われるし、中に大事なものが入ってると思われて狙われる可能性が増えます。
アメリカやヨーロッパでは、男性は基本手ぶらが多いです。リュックサックを背負ってる人は少ないし、クラッチバッグのような小さい物は、まず持ちません。
クラッチバッグ持ってるとゲイだと思われますよ。男性にはこちらの記事を見ていただきたいです。
東京観光してる外国人(白人)は、大体手ぶらで観光してます。オタクっぽい外国人はリュックサック背負ってる人もいますが。
防犯の面でも、あとは観光がラクに快適になるためにも、持ち物について考えてみてはいかがでしょうか。
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