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アメリカ留学で後悔したこと

私は約1年、アメリカ・ニューヨークにある語学学校に通っていました。「語学留学」と言われるものです。

1年はあっという間に過ぎ、気づくと帰国日前日。
友達との別れを惜しんで、1年ぶりに日本へ。

留学のススメについてはこちらの記事をご覧ください。

今回は少し視点を変えて、「留学で後悔したこと」について自分なりの意見をみなさんにご紹介したいと思います。

これから留学を予定している人、将来留学を考えている人向けの記事になります。

それでは、「アメリカ留学で後悔したこと」を紹介します。

アメリカ人の友達を作れなかったこと

語学留学でも学部留学でも、「現地の友達を作る」というのは結構大変。

正直に言うと、私は1年間で、ひとりも現地の友人(アメリカ人)を作ることができませんでした。

アメリカ人の友達を作れなかった理由
その①:会話に自信がなかった
その②:SNSを活用できなかった

今思うと、本当に後悔。もう一度やり直したいです(笑)
一つひとつ見てみましょう。

その①:会話に自信がなかった

これは”あるある”かもしれない(笑)

普段から人に声をかけることに慣れている人であれば、問題ないと思います。

でも、人生で一度も街中にいる人に声をかけたことがない人間にとっては、面識のない人に声をかけるという行為は、あまりにもハードルが高すぎる(笑)

そりゃ外歩けば、いくらでもアメリカ人なんていますよ。

そこで話しかけて良い感じになって、「また今度会おうよ」なんて展開に持っていける人はマジですごいと思います(笑)

ただこれは「ナンパ」のようなシチュエーションを想定しての話。

私の言う「会話に自信がなかった」というのは、会話の引き出しであったり、トークの技術であったり、そんな感じのことを意味しています。

面白い話とか特にないし、当時は趣味と言えるものが一つもなかったので、トークで相手を動かす能力はゼロだったのです(笑)

トークのスキル以外で言えば、「ノリ」の良さ。

アメリカでは、ノリの良いやつが好かれるのは絶対。
ノリの良い人に周りの人が近づいてきます。

個人の性格はそれぞれだし、アメリカ人でも静かな人、シャイな人は当然います。

でも、「人としっかり会話できる人」って言えばいいのかな。

あとは「笑いを取れる人」であることが、人との関係を築いていくことで大切だと私は思いました。

「ノリ良くて面白いやつ」は頂点に君臨する人たち(笑)
それでいて知的でユーモアあって、馬鹿出来る人は最強。

『The Late Late Show with James Corden』のJames Corden (イギリス人)
『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』の Jimmy Fallon (アメリカ人)
『Conan』のConan O'Brien (イギリス人)

これらトークショー番組のホストたちは、人気者ですよね。

さすがに彼らレベルのトークスキルを磨けというわけではありません。
こういうタイプの人たちが、向こうではウケるということです。

「性格的にテンション高めで人とコミュニケーションは、、、」という方は、無理に”ノリの良い人”を演じる必要はありません。

「人としっかり会話できる人」であれば、オッケーです。
あとは場数を踏めば、トークの部分では大丈夫。

あとは、こっちが笑いを取らなくても、相手が自分で言ったことに対して自分で笑ったりするので、相手に合わせてこちらも笑えば、相手は気持ちが良いと思います(笑)

「相手を気持ちよくする」というのは、会話において非常に重要

話し上手よりも、聞き上手な人は、無意識にこれができてるからこそ、「聞き上手」でいられるのかもしれません。

会話に自信がないなら、聞き上手を目指すのもアリ。

その②:SNSを活用できなかった

SNSを通して、もっと現地のアメリカ人とコミュニケーションを取ればよかったなと思います。

今はSNSを通して知り合って、実際に会って友達になった外国人が結構います。

私のタイ人の友達は、SNSから知り合って、実際に会って友達になるパターンがほとんど。

具体的にどうやって出会うのか。
実際に私が使っているアプリを紹介します。

①Tinder ②Instagram ③HelloTalk

マッチングアプリの「Tinder」はみなさんもご存知だと思います。

あまり良いイメージがないかもしれませんが、使い方次第では役に立ちます。

日本人は警戒心が強いというか、ネット上で知り合った人とは直接会わない主義の方が多い。

ネット上には、確かに怪しい人や悪い人がいるので、その考え方自体は正しいと私は思いますね。個人的には。

ただ、外国人はネット上で知り合った人とも、直接会うことに抵抗が無い人が多い。

Tinderで出会った子に「今までTinderでマッチした人と会ったことある?」と聞いたことがあります。

「実際に会ってみて悪い人だと思ったら、すぐ帰ればいいじゃん」と言っていました。

「いや、そりゃそうだけどさ。。。」と私は思いましたが、そういう考え方らしいです(笑)

”いざとなったら、自分のことはしっかり守れる”
こういうタイプの人は、SNSを通じた出会いに積極的だと思いますね。

Tinderの良い所は、外見的にオッケーな人とマッチできるということ。
写真と実物が全く違うことも中にはあるみたいですが(笑)

Tinderの悪い所は、相手がどんな人物かを見極めるための情報が少ないこと。Tinderを使う上で注意するべき点はここ。

例えば、プロフィール写真の画質が極端に悪い、どこかのモデルやインフルエンサーっぽい人の写真を使ってる。

これらはフェイクアカウント。本人ではないです。

あと東南アジアで多いのは、プロフィールにLINEのIDだけが書いてある場合。90%の確率で相手は売春婦です。

マッチした後に必ず相手のFacebookやInstagramがないか、調べてみてください。

見つけられない場合は、直接聞いてみてもいいです。
「FacebookかInstagramやってる?」と。

Instagramもかなり使えるアプリです。
出会いを目的としたアプリではないですが、DMを送ることができます。

Instagramの良い所は、相手が本人かどうか、フェイクかどうかの判断が比較的容易な点です。

その人が投稿している写真、タグ付けされている写真、その人のフォロワーなどから、大体判断できます。

その人のフォロワーが怪しいアカウントばかり(スパムっぽい)の場合は、要注意。
また、その人が投稿した写真に誰かがコメントして、そのコメントに対してその人がコメントし返しているか、を見るのも重要。

Instagramの欠点は、DMを送っても返信がこない可能性が高いということ。
そもそも出会いを目的としたアプリではないので、その点は知っておく必要があります。

それでも、Instagramを通して直接会った人もいるので、不可能ではないですよ。

最後にHelloTalkというアプリ。
このアプリは言語学習を目的としたものです。

例えば、「英語を勉強している日本人」と「日本語を勉強しているアメリカ人」が簡単に繋がることができます。

このアプリは言語学習に便利なものなので、個人的にもオススメのアプリです。

しかし、このアプリもInstagram同様に、出会いを目的としたものではありません。その点、ご了承ください。

3つのアプリを紹介しました。
留学に関わらず、旅行中でも現地で利用できるアプリなので、健全な利用を心掛けている限りは、とても役に立つものだと思います。

現地の情報を発信しなかったこと

これは今になって、「めちゃくちゃもったいないことしたな」と心の底から後悔してます。

だってニューヨークに1年もいたんですよ?

現地のカフェやレストラン、観光スポット、イベント、スポーツ、何でもいいからブログやTwitter、YouTubeを利用して発信すればよかったと。

だって今から1年ニューヨークに滞在なんて、余程のことがない限り無理。
旅行で行くにしても1週間くらいです。

1年間ニューヨークの情報を発信し続ければ、それがビジネスになる(収益化できる)可能性はかなりあるんじゃないかな。

「自分には書く能力ないし」「Youtuberになるのは、、、」
こういった声が聞こえてきそうですが!大丈夫!!

みなさんにとっては役に立たない情報でも、それを必要としている人がたくさんいるんです、この世の中には。

むしろ現地にいるからこそ伝えられる情報は、絶対にあります。

例えば、東京にはたくさんトイレがある。コンビニ、駅、公園など。でも、ニューヨークにはほとんどない。

アメリカのトイレ問題についてはこちらをご覧ください。

ニューヨークに限らず、アメリカには基本的に公衆トイレがありません。
トイレは誰もが使うものなのに、この事実を知らない日本人は多いはず。

ビルとビルの間で、トイレ我慢できずに用を足している最中の女性を目撃したことがあります(笑)

本人と一緒にいた男性は私の顔を見て「ごめんねぇ〰」みたいな顔してました(笑)

ネットの検索上位にある旅行記事は、コピペしたのかなと思わせる記事をよく目にします。

「ん、この文言さっきも読んだような、、、」
こんなことありません?

大体どの記事も書いてあることは同じ。

もっとローカルに特化した記事を書くこともできます。長期滞在をしている人だからこそ書ける内容。

今なら動画で情報発信も。
これから増々、動画の需要は上がっていくと思います。

動画の方が伝えられる情報量が多いですからね、文章よりも。

後に残るものを作り出す

世間では、「語学留学は”遊学”である」などと揶揄されることもありますが、どのように過ごすかによって大きく変わります。

語学スキルが上がるのは当然のこととして、プラスアルファで何ができるかが重要。

長期で滞在できる機会は、そう多くありません。
爪痕を残しましょう!(笑)

ブログやYoutubeはずっと残るので、コツコツと積み上げることで、のちのち効いてくるかも!


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