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中国人はサンルーフ付きの車が大好きって本当なのか!?

<写真説明>重慶市 建物の3階から見える駐車場の写真を撮影。サンルーフ付きの割合が60%であった。(やらせなし)

『面子:Mianzi』という言葉、ほぼそのままの日本語の発音に近い事もあり、覚えやすい。この面子を真剣に重んじるのが中国であり、行動も伴っている様に思う。面子の為に、背伸びして、高い料理やお酒を振舞ったり、面子の為に、価格や性能の高い商品を買ったりする。また人前で叱る・罵るなど問題外、面子を潰される事を一番嫌う傾向にあるので要注意である。


ある同僚が『中国では車のほとんどにサンルーフがついている』と何年も前から言っている。日本で、サンルーフはもう死語⁉ と思われるくらいブームは去っていると思うが、通勤途中に意識してみたら、確かに多い気がする。その程度にしか思っていなかったが、とある日、重慶の会社訪問時に、3階から駐車場が見えたので、数えてみる事にした。そうすると『20台中12台にサンルーフが付いている…なんと60%‼︎ ホンマや~。』であった。


親族や友達に、さりげなく、自然に面子を誇示する中国人。しかし、はっきりと自慢できる商品や機能が付いているものが良い。日本人みたいに『 分かる人にだけ…』的な謙遜型ではダメ。これでもかというぐらいアピールできる商品・機能が売れる傾向にある。その点サンルーフは、比較的安価で分かりやすいのでは⁉ と思う。

たまに誰かが、何かの商品を購入した時の話を聞いていると、自慢のような、謙遜のような感じで、悠々と自信満々に語っているのを目にする。この感覚は日本人には理解するのは難しい感覚である。なぜならば、自慢話にしか聞こえないのである。一方で自慢ではなく『こんないい商品を買ったから、皆も買ったら⁉ 』的に紹介すると言った一面もある様だ。むしろ友達間で遠慮して、買った事を隠していると、仲間ではないと思われるらしい……もしかして、日本人から見て、自慢話に聞こえるのは、大きな勘違い⁉︎ かも知れない。本当は良い商品を買ったら、紹介するのが必須なのかも!? と、考えさせられるのである。


それはさて置き、中国に7年間もいるが、サンルーフを使っている人を見た事がないのはなぜだろうwww。


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