見出し画像

DroidKaigi 2022参加レポート

こんにちは、@tomorrowkey です。
STORES 株式会社 で STORES ブランドアプリのAndroidエンジニアをしています。

DroidKaigi 2022おつかれさまでした。

DroidKaigiはエンジニアが主役のAndroidカンファレンスです。
2021年はオンライン開催でしたが、今年はオンラインとオフラインのハイブリッド開催でした。
オフライン開催は2019年以来なので、実に3年ぶりということになり、ひさしぶりに会えるエンジニア仲間や、Twitterでいつもお世話になっている人にご挨拶できたのは、とても楽しかったです。

魅力的なセッションがいくつもあり、私の興味のあるセッションをいくつか拝見させていただきました。特に印象に残ったセッションをご紹介させていただきます。

Compose for Desktopで始めるAndroid開発効率化ツールの作成

@kaleidot725

個人的に開発ツールを自作することをよくしているので、興味深く話を聞いていました。
画面を含むツールを作るのはどこかハードルが高いなと感じているところがあり、これまではコマンドラインツールを作ることが多かったですが、画面を含むツールもCompose for Desktopを使ってチャレンジしてみたいと思いました。

コルーチンを使って処理の見通しをよくする - リアルタイム放送の品質を向上し、保つために

@horitamon

コルーチンを素朴に使うとネストが重なってしまいますが、直列的に書くことによって処理の流れを人間にわかりやすく書くことができるといった内容でした。
ついついネストを使った書き方をしてしまいがちですが、こういった状況に陥るまえにスライドにあるような書き方ができるように心がけていきたいなと思いました。

あらゆる変化を受け入れながら働きつづける 〜 介護・学業編

@micchiebear

招待講演で、ちょっと他の発表とも違いましたが、とても勉強になりました。
特に介護のパートは年代的には突き刺さるトピックで、「介護は突然やってくる」という言葉はとてもささりました。
人によってシチュエーションは違うので、具体的にどうすればいいという話はありませんでしたが、必ずくるその時のために、考えていかないといけないなと見を引き締めるいい機会になりました。

実例から学ぶJetpack Composeのパフォーマンス改善

@at_sushi_at

Jetpack Composeではたびたび実装したものを動かしてみたらパフォーマンスがでないなーというときがあります。この発表では、よくあるパフォーマンス劣化の原因と対策についてきれいにまとまっていました。開発するときにとても役立つのでブックマークにいれておいて、ハマったときに見返したい資料ですね。

ついにアプリ毎の言語設定がOSレベルでサポートされたぞ!

@sobachanko

いままで私はアプリごとの言語設定をするといった要件にあたったことはないのですが、思ったより大変な作業が強いられることに驚きました。
またそもそもなんでそのモチベーションがあるの?って話もあって、納得することができました。
これからAppCompatによって互換性が維持されていくみたいなので、私も同じ要件がでてきたらこの資料を思い出そうと思います。

Android アプリの内と外をつなぐ UI

@yuichi_araki

Splash screen, Edge to edge, Predictive Back Gesture といったアプリのコンテンツではなく、コンテンツとユーザーをつなぐUIについての発表でした。
特に Predictive Back Gesture に対応していかないとなと心のどこかに引っかかっていましたが、思ったより対応が簡単なので、すぐにやってしまおうと思いました。

Meetup

おいしいごはんを食べながらさまざまな方とお話することができました。
普段からつながりがあるエンジニアとの交流は自分からできるのですが、なかなか新しい出会いをすることが難しいので、こういった機会はとてもうれしいでした。

Day3

DroidKaigiの裏話を聞きながらコードラボをしていました。
特に来てよかったなと思ったのは、ConferenceAppの構成についてざっくりと説明していただけたこと、あのモジュールやライブラリはこういった目的で用意されたいたんだなと腹におちて、Day3も行ってよかったなと最後まで大満足でした。

おわりに

DroidKaigiのスタッフのみなさま、素敵な発表をしてくださいました講演者の方々、とても楽しい3日間をありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?