激安Neptune3 proで詐欺セラーと戦った?話
このまとめは 3Dプリンタアドベントカレンダー 24日目の記事です。有料記事にしていますが、全文無料で読めます。
内容は、Aliexpressで激安のNeptune3 proを試しに注文したら、案の定すぐページが消えたけど、セラーを追い詰めて払い戻しをしてもらうまでの記録ですので、正直いって3Dプリントにはなんの役にもたちません。ツイートまとめはこちら。
商品発見から注文まで
発端はAliexpressで見つけたこの商品です。(すでに消えているのでスナップショット)
当時(2023年1月末)で、確かELEGOO公式が$300(約45,000円)だったので、日本円で23,000円というのは激安でした。
1/29 注文確定
半分、これはヤバいかなという予感がしつつもこれもAliexpressのだいご味ということで注文してみました。
商品が発送される
1/30 発送情報が登録される
1月29日の注文の翌日、Aliexpressのサイトに発送情報が登録されました。
それから間もなく、DHLにトラッキング情報が登録されました。2月1日配達予定となっています。
1/30 ショップ自体が消滅
DHLの発送情報が更新されると時を同じくして、販売ページが消滅、というかショップ自体が消えました。
商品が届かない
1/31 DHLが配達完了になるも何も届かない
翌日、DHLから配達完了の通知がきました。というかこちらの住所は北海道なのに、東京に配達して完了となっていました。
払戻し手続き(Open Disupute)開始
2/1 AliexpressにOpen Dispute申し立て
通常は発送から10日経たないとOpen Disputeはできないルールなのですが、AliexpressのChatbot経由で依頼すれば、それよりも前に開始できるとの情報をTLでいただきました。
X(当時はツイッター)すげーと感動した覚えがあります。
このあと、Chetbot経由でOpen Dispute開始しました。今見るとすごくシンプルな英語ですね。
2/3 詐欺セラーさんの抵抗開始
Open Disputeから2日後、ショップが消滅してしまったセラーからまさかの反応がありました。
最初の反応は「返品してくれたら返金するよ」からの「商品は配達済だよ」。
※Open Disuputeの時系列は下から上になります
再度、「ものが届いていないので返金」と要求したのですが、セラーからの返事は「返品したら払い戻すよ」の繰り返し。まあ、すぐには折れないだろうなとは予想していました。
2/6 Aliexpressの運営が介入
ここで、Aliexpressの運営が介入し「払戻し」の提案がなされました。
2/7 詐欺セラーさんの抵抗は続く
さて、Aliexpressからの提案をこちら(buyer)は受け入れたのですが、そもそも初めから騙すつもり満々だったセラーなので、払戻しを拒否(Reject)してきました。
これまで何度かトラブルはありましたが、Aliexpressの運営が入ってきてからの払戻し拒否は初めてです。
2/10 Aliexpressの運営が返金で強制幕引き
何度かのやり取りののち、セラーが拒否しているのにAliespressの運営が「払戻し確定」として、決着し無事返金されました。以下のやり取りの一番上になります。
これもAlie地獄の魅力
自分も人のことは言えないのですが、強者は自らAli地獄へ足を踏み入れるということもよくわかりました。
英語でやり取りするということをのぞけば、AliexpressのOpen Disputeのシステムは日本のAmazonのマーケットプレイスにいる怪しいセラーとやり取りするよりもかなりましだとは思っています。(個人の感想です)
最後に
別記事にも書いていますが、このあとに「KingroonのCoreXY機「KLP1」を買ってみた」があったので、あらためて時系列で振り返ってみたら、注文から返金まで2週間程度で完了というスピード感に驚いています。(このやり取りの最中はすごく長く感じました)
Aliexpressのやり取りの画面でもわかりますが、非常に簡単な英語でもちゃんと話が通りますので、騙されたと思っても泣き寝入りせずに、ちゃんとOpen Disputeをすることをお勧めして、このノートのまとめとさせていただきます。
今年も一年ご苦労様でした。メリークリスマス!
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