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45歳、うつ歴23年。 電車通勤をなくしてみたら

5キロ太りました。

私の電車通勤は大学時代から始まり、
学校が自宅から通えるギリギリの距離にあったので、
毎朝、通勤ラッシュに揉まれていました。

その頃から、見知らぬ人とぎゅっと
隣り合わせになるのが苦痛で、
(HSPという言葉など全くない時代でした)
アルバイトがない日は、人の少ない
各駅停車で帰ってきていました。

最短でも20分。
最長だと2時間。
私の今までの電車通勤の時間です。

転職を繰り返し、
前職は上司のパワハラに耐えきれず退職し、
民間の就労支援施設に通って
自分の強みや苦手なことなどを客観的に知り、
現在の地元の職場で働き始めてはや3年。

「職場と住んでいる場所は近い方がいい」
とたまに聞きますが、
「あー、本当だなぁ」と感じます。

「家にいてまで仕事のことなんか意識したくないから、
職場は遠くでもいい!」
という方もいらっしゃるかと思いますが、
HSPの方は、職場が家から近い方がいいかもしれません。

理由としては、

・満員電車に乗らなくてすむ
→見知らぬ人にパーソナルスペースを侵害されません。
バス、徒歩、自転車、自分のペースで会社に行けます。

・昼休みに、買い物に出かけても荷物があまり気にならない
→電車通勤だと、荷物がかさばるし、人に気を使う必要が出ますが、
家から近いと、「周りの人に迷惑かも!」という気持ちが軽くなります。

・仕事帰りにお店に寄れる
→接客業の方は難しいかもしれませんが、事務仕事の方は、
残業がなければ地元のお店に、仕事帰りに寄ることができます。
カフェでちょっと一息ついてから帰ってもいいし、
本屋に立ち寄ってみてもいい。

・家でひと息ついてから家事ができる
帰宅と同時に家事スタート! というストレスが減ります。
5分でも10分でも、仕事のことを頭から追いやるためにも、
また、これから始める家事についても、
「よし、やるぞ!」という気持ちに持っていくことができます。

電車に乗っている時間の分だけ、
「自分の時間」がとりやすくなります。

その自分の時間が、隙間時間と呼ばれるものであっても、
ゼロよりずっといいのです。

HSP気質の人は、気を緩める時間が、
人より多く必要だと思っています。

電車で密になるストレスからも解放されます。

この3年間、体重が増えたのは、
電車通勤というストレスから解放されたからなんだな、
と思っています。
(単に運動不足とも言えますが)

裏を返せば、電車通勤はそれだけストレスがかかるということ。

もちろん、遠くてもいい、近いと家賃が高い、
車通勤だから気にしない、そんな簡単に仕事や住まいを動かせるか、
通勤時間に寝てるor勉強してるから平気、
という理由も承知していますが。

電車通勤について、少し考えてみませんか。




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