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感覚鈍麻だと陣痛の痛みが分からない?


予定日から2週間経過

通っていた産院は、自然に陣痛が起きることを待つ方針だった


ただ、さすがに遅すぎる

入院することになった


毎日診察し、陣痛を促す薬を入れてもらった

そして、NSTと言って、張りがないか、陣痛が来ていないかチェックした

「痛みを感じたらボタンを押してください」

これが感覚鈍麻の私には難しかった

痛みがよく分からないのだ


結果の用紙を見ながら、毎回看護師さんに確認された

機械に記録されている痛みの周期の数と、私がボタンを押した回数が異なっていたようだった


子宮口3~4㎝開いてきたところで
少し痛いかな、陣痛来るかな、、、
そう思っても、寝て起きれば痛みは消えていた


「この若さとこの子宮口の開き具合で、陣痛が伴わないのはおかしい」
そう告げられ、骨盤のレントゲンを撮った


なにやら人と違う骨盤の形をしていたらしく
予定帝王切開が決まった


帝王切開になるなんて
私の頭にはなかった
プチパニックを起こすこととなった


急な変更に戸惑い
他の予定帝王切開の方と泣きながらお話した

前日も病室で泣いた


そして、帝王切開当日

気持ちの整理もつかぬまま
手術は始まった