2021.06.07 建築は芸術か科学か
こんにちは。
頭がかち割れるかと思うほどの頭痛により終日寝込んでいました、ともむーんです。
突然ですが、質問です。これ読んでいる方に少し考えてみてほしいんですけど、建築学ってどの学部に存在していると思いますか。
恐らく工学部と考えている方がほとんどではないでしょうか。
それ、正解です。多くの大学において建築学科は工学部に属していると思います。少なくとも名古屋大学においてはそうです。
ところがどっこい、欧米では芸術系の学部に設置されていることが多いらしいのですよ(大学の教員談)。
てことは建築っていうのは他以上に科学と芸術が融合している分野なのかなと思ったりする訳で。つまり科学は科学、芸術は芸術って別々で考えるのではなく、どっちもあるよね的なね(建築をほんの少し学んだド素人談)。
文系と理系ってはっきり分かれている訳ではないと思ってて、イメージとしてはpHみたいな。強酸から連続的に中性になって、最後は強塩基になっていく感じ。
建築っていうものはpHで言う中性に位置する学問なのかなって思ったりする訳ですよ。
そんな感じで建築が存在する芸術と工学の狭間、文系と理系の中間を垣間見る能力をつけようとかいう安直な理由で買ってみました、福岡伸一著『芸術と科学のあいだ』。
今日からの読書感想文はこれです。しばらくお世話になります。よろしくです。
感想文のレベルが格段に難しくなる気もするけど、いつも通り気楽に。
今日はそんなとこです。
NYの空から消えた対の均衡
ミノル・ヤマサキ「世界貿易センタービル」
ー『芸術と科学のあいだ』P.10より
ニューヨークって世界に先駆けて高層建築物が乱立した特徴のある都市だと思うんですよね。摩天楼都市って呼ばれることもあるくらいなので。
そんな高層建築に溢れた都市の中でランドマークとされていたWTCを設計していたのが日系2世だというのは少し嬉しくなります。1ミリも俺と関係ないけど。
尖った塔ではなく、四角い塔。単独ではなく、対。これらによって与えられていたはずの均衡がテロリズムによって崩されたという事実に考えさせられるものを感じます。
とかって深そうで浅いことを書いておきます。
一つ言いたいのはこの本まじむずい。
全然関係ないけど、高校生の頃はガラス張りの高層ビルで仕事をしたいなって思っていました。理由はなんかカッコいいから。はいどーも、単細胞人間です。
収支報告 ¥291,759(+10,300)
2021.06.07
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