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1日いちアート 21(にじゅういち) ~わたしらしさは好きと嫌いの集合体~


さて、今日はなんだか脳みそが疲れているので
こちらが頑張らなくても見れるものが見たいなあ、と思いつつ

触れたいアートを探す。

今日は振り付けを作るために音楽を聴きまくったために
何かを書くために音楽に触れる気にはなれなくて

絵画も見たいけど
そうなると画家のこととか
その絵画の背景とかが気になってしまって
結局調べてしまうだろうし、、、

なんて言ってたどり着いたのは
写真展でした。

今時はオンライン写真展なんてものも増えていて
おうちから写真展にも行けるのね。

今日出会った写真展は、

10名のフォトグラファーのそれぞれ
「わたしが好きなニッポン」で選んだ3枚組の写真を展示。

テーマが絞られていても
やはり集まってくるものたちは
その言葉通り
十人十色。

好きな文化、場所、景色、時間、雰囲気、、、

01と06がとくに好き。

01はねえ、日本の文化。
日本にいると、
お礼も並ぶことも時間を守ことも当たり前なんだけれど
外に出るとそれが当たり前であることが
どれだけ特別か、を思い知らされる。

10:10と4:40(短針は意図的にこうなのかな?)にはどんないみが込められていたのかしら。

色で遊ぶのも楽しい。

06は、はあああああお祭りいいいいい。
音が聞こえてきそだったり
香りがしそうだったり
動きが見えそうな写真って
想像力が掻き立てられる。

3枚とも全身が写っていないけど
動きとか周りが想像できるのが楽しい。

いいよねえ、お祭り。
今年も天神祭に行けないのかしら、私は。
お祭り大好き人間で日本にいるときは
毎年欠かさず浴衣を着て行っていたのに
今年もなかったら切ないなあ。
浴衣をきて手を繋いでりんご飴を食べるわたしのお祭りはどこですか。

なんて思いを積み上げる、、、


そうそう
自分と人を分けるものは
好き嫌いだと思っている。


バレエもそうだけれど
その人の踊り方は
その人が好きな踊り方をして
嫌いな部分を修正したり、切り落としたりしていくから
「その人の踊り」が出来上がるわけで。

写真もきっと
その切り取り方や
編集の仕方は
その人の好きと嫌いが集まって集まって
その人らしさを作っていくんだろうな、と。


例えば何かをはじめたての人が
その何かでその人らしさが出にくいのは
まだたくさんのその分野のものに触れていなくて
何が好きで何が嫌いでっていう基準がないからなのかなと。


「どうでもいい」の集合体には
その人らしさ、がないから。


「嫌い」という言葉だけをとると
ネガティブな意味に捉えられがちな時代だけれど

好きがあるなら嫌いもあって当たり前だし、
なかったらなかったでいいし、
でも好きも嫌いも
自分の心のままに
言える場所を
みんなが持てるといいなあと

そんなことを思ったりする今日でした。


ちなみに私の好きなニッポンを撮るなら
何にするだろうと考えてみたけれど
なかなか思い浮かばないので
もう少し考えることにする。

文化としても好きなことはいっぱいあるし
美しいなあと思うものもいっぱいなんだけれど

簡潔に書けるほどにはまとまっていないので
またゆっくり考えてみる。


みんなの好きなニッポンは何かしら。



#いちにちいちアート

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