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書くことで誰かの力になりたい私の履歴書。

高田ともみのnoteを訪ねてくださりありがとうございます。
愛媛県を拠点に、フリーランスの編集者、ライター、文筆業を営んでいます。
私にできることで社会のお役に立ちたいと思い、プロフィール、お仕事集まとめました。

【ざっくり自己紹介】

大学院卒業後に入った出版社からスタートし、ずっと雑誌やメディアなど中心にフリーの編集者、ライターとして仕事をしてきました。おやすみ期間をのぞいて延12年くらいでしょうか。

私はこの仕事がとても好きで、取材となると割と鼻息荒くして現場に向かいます。お話しされる皆さんの言葉、空気感、想いを、全身で感じたいからです。ちょっとイタコ体質だと自覚しています。

大好きなフィールドで、原稿を書いて、それを読んでくれる人たちがいる。この仕事ができることは、私にとって大きな喜び…のはず、でした。それなのに突然、左目を痛めてしまうのです。数年前のことです。ものが二重に見え、焦点も定まらず、おまけに50メートル先で子どもが何をしているのか、判別できなくなってしまいます。

目は、今はもうすっかり完治していて、もちろんちゃんと見えるのですが、あの時「見えないかも」という状況に陥ったことは、私に強い衝撃と心理的ショックをもたらしました。そして気づいたことは、「ライターとして、だいぶ無理してる?」ということでした。

以降、仕事の仕方を変えました。なんでもかんでも、受けるのはやめました。そして、私が本当に伝えたいと思うことに、心を砕きたいと思いました。またそう思える対象やご縁のある方のために、自分の書く能力を思いっきり使ってもらいたいと思いました。

というわけで、現在も仕事は文筆業を中心とし、ライター業については絞って、お仕事させてもらっています。

2018年、書肆侃侃房さんより『中国的今を生きる生活』上梓しました。



私が書くお仕事をお受けするときに、大事にしたいことはたった一つです。

そこに、どんな「想い」があるか? 

想いがあるから、仕事が生まれ、繋がりや表現、コミュニティが生まれます。そして、それをどんなふうに社会や人に循環させていきたいのか。その想いさえキャッチできれば、私は全力でそれをたくさんの方に届く言葉にします。そこには、揺るぎない自分への信頼と自信があります。

誰かの言葉にならない想いを引き出し、救いあげ、広く放つ。

私の仕事、というか役割は、そんなところにあるのではないかな、と最近思います。事業の大小とかではなくて、近所のおばちゃんでも、会社の社長さんでも、誰にでもある奥のほうの想いを言葉にすることで、私なりの社会貢献をしていきたいという気持ちは今も変わりません。

むしろ、それができる仕事だけをしていきたい、と強く思っています。

【分岐点となったお仕事たち】

参考までに、これまで、私を成長させてくれたお仕事たちをご紹介しておきます。これが全てではありませんが、成功も失敗もふくめて、ライターとして自信をつけさせていただいた現場です。

■雑誌
雑誌では、取材やライティング、締め切りのスリルなど(笑)をたくさん経験させていただきました。カルチャー、ライフスタイル系が多かったです。
・博報堂の広報誌『広告』
 第一線のクリエイターたちから私が最も学んだのは、ユーモアと品格です。
・第一プログレス『tocotoco』
 創刊時期と私の子育てのスタートがほぼ同時の、忘れられない雑誌。
・株式会社spc発行の季刊誌「マチボン」「イエプロ」ほか
 帰郷してまもなく、愛媛にこんなステキな出版社があるんだと驚きました。地域の魅力を取材を通してたくさん知ることができました。

■書籍
書籍も少しだけ手掛けました。
『わたしたちの名言集Best100 vol.3』(ディスカヴァートゥエンティワン/2001年)編集担当。
『くらべない生き方』(大平光代×鎌田實著/中央公論/2010年)構成担当。


■執筆
ここ数年、継続して執筆できる環境づくりを頑張ってみています。
愛媛新聞コラム「伊予弁」(2017.12〜2018.5)
『中国的今を生きる生活』(書肆侃侃房/2018年)自著を上梓。
・ZINE『月下群像』(自費出版)
書肆侃侃房PR誌「ほんのひとさじ」
振り返ってみたら本はそんなになかった笑。ほか企業広報誌、大学学園報、フリーペーパー、商品プロモーション、就職サイトなどはこまごまと多数です。ボツになった持ち込み企画とかも多数!

現在は、児童書に挑戦中です。
今後も、執筆は私のライフワークとして継続していくつもりです。


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