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《投資豆知識#4》日本株投資と米国株投資の基本情報比較

私は今、米国株のみで運用しています。
でも、投資を始めた時に最初に買ったのは日本株で、米国株はハードルが高くて手が出せませんでした。
米国株がハードル高いと思ったのは、何だか難しそうなイメージだったから。
でも、実際に米国株投資を始めてみると、日本株投資と大きな違いはありません。
今回は、私のように米国株投資にハードルを感じていたり、これから米国株投資を始めてみようかな?という方の参考になれば嬉しいです。

1.日本と米国の証券取引所比較

①日本→4つ。
東京証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所。
②米国→2つ。
ニューヨーク証券取引所、ナスダック。

日本には証券取引所が4つです。
そして、それぞれの取引所にいくつかの市場があります。
例えば、東京証券取引所には、4つの市場があり、東証一部、東証二部、マザーズ、ジャスダックです。
米国には証券取引所が2つです。
世界最大の取引所であるニューヨーク証券取引所。
そして、ベンチャー企業向けの取引所であるナスダック。
米国の2つの証券取引所は、東京証券取引所と比較しても規模が違います。
それぞれに上場している企業の時価総額合計金額で比較してみました。

①東京証券取引所→約619兆ドル。
②ニューヨーク証券取引所→約2,300兆ドル。
③ナスダック→約1,300兆ドル。
※2019年末時点データ

時価総額合計金額で比較してみると、米国株式市場の規模がわかります。

2.日本と米国の取引時間比較

①日本→9時〜11時半、12時半〜15時。
②米国→9時半〜16時。

日本の証券取引所は、11時半〜12時半まではお昼休憩になります。
東京証券取引所のみ15時までで、名古屋・福岡・札幌は、15時半まで開いています。
午前中の取引を前場(ぜんば)、午後の取引を後場(ごば)と呼びます。
米国の取引時間は、日本時間で言うと、23時半〜6時になります。
サマータイム時は22時半〜5時です。
米国には、日本のようなお昼休憩はありません。
日本の証券取引所が開いている時間は、お仕事中で株価チェックができない方も、米国の証券取引所が開いている時間なら株価チェックができる人もいるんではないでしょうか。

3.日本と米国の銘柄コード比較

①日本→証券コード(4桁の数字)
②米国→ティッカーシンボル(アルファベット)

日本も米国も、上場したら各企業に証券コードやティッカーシンボルが割り当てられます。
日本の場合には、1000番台〜9000番台までの4桁の数字です。
例えば、トヨタ自動車株式会社なら「7203」、ソフトバンクグループ株式会社なら「9984」となります。
この証券コードは、業種ごとに分類されています。
米国では、数字ではなくアルファベットが割り当てられます。
例えば、アップルなら「AAPL」、マイクロソフトなら「MSFT」です。
株価を検索する時などに、この証券コードやティッカーシンボルを使います。

4.日本と米国の最低限売買株数比較

①日本→通常は1口100株が、売買の最低限株数。
②米国→1株単位で売買可能。

日本株は、通常は100株からの購入になります。
例えば、株価が3,000円なら、3,000円×100株で30万円から購入可能。
しかし、現在は「単元未満株式」と言って、1株から取引可能なサービスが各証券会社にあります。
100株未満の「単元未満株」を購入すると、配当金は受けられますが、議決権は無いなどの制約はあります。
米国株は、1株単位で購入が可能です。
100株未満の場合の制約などもなく、スムーズに取引できる事から、まとまった資金が無い場合には、米国株の方が取り組みやすいかもしれないですね。

5.日本と米国の配当回数比較

①日本→年に2回の企業が多い。
②米国→年に4回の企業が多い。

日本の多くの企業は、中間決算と期末決算に、年2回の配当を出しています。
しかし、米国では、四半期ごとに配当を出している企業が多いです。

6.まとめ

日本株と米国株の大きな特長5つをまとめました。
証券会社に米国株取引できる口座を開設すれば、日本株と同じように取引できます。
投資方針に応じて、日本株に投資するのか?米国株に投資するのか?検討してみて下さい。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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