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電気工事士は申請もする

自営妻野中妻です。
福岡県朝倉市野中電気商会の広報・事務担当してます。

電力自由化されたとは言え、こちら福岡を含む九州管轄
絶対的電力支配者九州電力様。

野中夫はその仕事柄
お客様の電力契約事情を確認したり、
場合によっては九州電力各種申請をする

自営妻として今は慣れた(諦めた?)
この申請作業
IT音痴で、PCを用いての申請作業が嫌いだった野中。
結婚当初は私に申請を丸投げしようとしていた

無謀にも程がある。


お客様の情報を入力したり
野中電気商会の情報を入力したりするのは
まぁ、私でもできるが
専門用語がちんぷんかんぷん。

覚えさせようとする野中に
野中妻 必死の抵抗
そんな個々の事例で入力値が違うものを
電気素人が理解できるわけがない。

今は、野中夫が入力
データ添付と申請後の記録
申請に伴う九州電力への支払い業務を野中妻が行うことで
棲み分けしている。

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らくらくネットというネーミングだが、楽じゃない

オンライン申請が必須になる前は
いわゆるペーパーベースでの申請だったようだが

よくぞPC嫌いの野中夫が
これまで(結婚前まで)一人でオンライン申請していたものだ、
と思わずにはいられない。

まず、指摘したいのは、
ブラウザがインターネットエクスプローラーかエッジのみの指定ということ

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写真:らくらくネットより

さらに
UI(ユーザーインターフェース)や
UX(ユーザーエクスペリエンス)という概念が
どうも見受けられない。

・入力欄が小さい。どれも小さい。(見にくい)
・何ならチェックボックス(ラジオボタン)が小さすぎ
(幅、数ピクセル?)
・複数のチェックボックスが並ぶときの距離が狭すぎ
(全体的に余白がない)
・画面遷移に猛烈に時間がかかる
・画面遷移できるボタンとしないボタンの区別がつかないものがある
誤キャンセルを誘発するようなボタンの設置
・半角と全角などの入力条件が厳しすぎる上に、統一していない。
などなど

らくらくとはかけ離れたハードモード

導入した当時は、
かなり頑張って作ったシステムだったとは思われる。

が、如何せん使い勝手が悪い(個人の感想)
ユーザビリティ カモン!

野中妻、辛口になっているが
本当に、九州電力の中の人
改善をお願ぇします


(正直、私が電気工事士だったら改善を訴えて、
電話かけたり投書したり、渡辺通の本店を訪問しているだろう。)

野中夫がPC音痴とかそういうレベルではなく、
誰にとっても使いづらいオンライン申請(個人の感想)

これまでこの申請をめぐり 野中夫婦 何度口論になったか
これまでこの申請をめぐり野中夫が何度直接九電に電話をかけ確かめたか

「他の電気工事士の人も、これ使って申請してるの?(本気で疑問)」
「(野中より)もっと年配の電気工事士とかどうやって申請してんの?」

野中夫と二人で
「みんな苦労してんじゃないの・・・」という結論。

(改善さえしてもらえれば、おそらく
電気工事士からの問い合わせの数は減少すると思われ。
野中妻の推測だが
らくらくネットの問い合わせ対応で
コールセンターも大変なはず)

オンライン申請を受け付け始めたうん10年前から
おそらく変更されていないであろう
この九州電力の申請のシステム。

あまりの不便さにいまだに
思い出したように機嫌の悪くなる野中妻に対して
野中夫はいう

「でも、今更仕様が変更されたら、もう使いきらん(使うことができない)」と。

そうなのだ。
おそらくそれも正しい。

せっかく必死に覚えて申請しているお年寄り工事士にとって
今更仕様が変更されたら
まさに
「もう 無理・・・」状態

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九電サイドも
それもあって
そうそう変更をかけないとも思われる
仕様を変えたら変えたで、現役電気工事士から苦情が来るのも
容易に想像できる(°▽°)

それでも、今後10年も20年
あの仕様でいけるとは思えない。
本当に早期改善を求む。

余談だけど
令和2年(2020年)の国勢調査を覚えていますか。

野中妻はインターネット回答した。
(前回(さらに5年前)を覚えてないが)
非常に使いやすい(回答しやすい)アプリだった。
結構感動した

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国が用意するアプリとか使いにくいものばかり
という先入観があっただけに。

やればできるのだ。

さらに余談だけど
株の議決権行使も最近はオンラインですることが多くなっている。

これは株主名簿管理人ごと
議決権行使のサイトの仕様が異なる。

議決権行使の際に
いくつか体験してわかった
サイトの使い勝手は本当に製作したエンジニア次第。
レベち(レベルが違う)なのだ。

スマホからサクサク操作
一瞬で議決権行使し終わるような作りのアプリと

ラジオボタンが小さい
PCとスマホの画面サイズも考慮しておらず
レスポンシブデザインにすらなっていないもの。
(スマホにPC画面がデフォルトで小さく表示される)

世間はDX(デジタルトランスフォーメーション)と話題だが
企業や自治体が
アプリを作成するときは
そのアプリに求められるものを判断できる人が上にいないとダメだな、と感じる。

レスポンシブデザインにすらなっていないもの
よしとしてゴーサインを出している人が上にいる組織で
DXなんていっても意味がない。
オンライン対応にしたからいいというものではない

個人的にはデジタル庁に対する期待もあるが
結局予算だけ使って使い勝手のわるい
お国アプリが大量生産させるだけという危惧
これまたわかる。

noteに進出してきたくらいなので
なんか今回は違うかも、と
やっぱり期待はしていたい、が。

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