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手足症候群か抜髪か

昨日、春日市に腫瘍マーカー検査に行ってきた。
大腸癌の腫瘍マーカーとしてCEAとCA19-9というのがある。
CA19-9は正常値内、CEAも基準値から少し高い程度だったが、前回の基準値オーバー値よりもさらに上がってきているので、再発の可能性がある。
造影CTやPETをしてみなければわからないが、後腹膜リンパ節にある腫瘍の再発なら「おまえ、ええ加減にせーよ!!」という話である。
ほんま、しぶといやっちゃ。
二ヶ月くらい様子をみようという主治医の判断で、次回の検査は4/15になった。
再発の場合の治療計画について協議したんだが、二つのプランが考えられる。
一つは抗癌剤のみの治療。
この場合、手足症候群が生じるこれまでの薬剤から他のものに変えたいと申し入れて、いくつかのオプションを提示してもらった。
手足症候群が生じると、また日常生活や音楽活動に支障が出る。
特に後者は、せっかく上昇気流に乗っているのに下降するのは残念だ。
それで主治医に「髪が抜ける種類の薬でもOKです。指先が痛くならないのをお願いします」と希望した。
怪傑ハリマオになるさ。
もう一つは、放射線と抗癌剤の併用だ。
放射線の場合、再発箇所が肺か後腹膜リンパ節なら、これまで受射しているので、ごくゆるい単位を時間をかけて投射するとのこと。
二ヶ月くらいかかるらしい。
遠方なので入院ということになる。
闘病が数年に及ぶと、主治医とのコミュニケーションの大切さを実感する。
受け身でなく、患者は自分の病について学んで、自分なりの提案をしてもいいんだ。
主治医との関係が良好なら、その姿勢は歓迎されるだろう。
主体的に生きるのさ。
唯一誰でも主役になれるのが、自分の人生劇だから。

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