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「今年社労士試験は受けない。」という選択の裏にある私の成長秘話。

hokanに入社して8か月。
仲間に活かされ、環境に活かされているなと強く感じる今日この頃です。

実は先日、正式に《今年の抱負》を一部修正しました。

今年も社労士受ける → 今年は受けない

今回は、これにまつわる私の話です。


転職理由は<成長の限界>。頭打ちを感じた2017年暮れ。

2016年1月に人生初めてのバックオフィスにつきました。2年が経とうとしていた頃、私は壁にぶち当たっていました。

会社の何のためにその業務が必要なのか見えない。

自分がその仕事をやることに自分を納得させられない。

会社が自分に求めることを1年経っても変えられない。

本気で必死に仕事をしていました。会社が大好きだったから。
私よくやってる。よく頑張ってる。役割もわかってるつもり。
でも不安が拭えない。自己評価が低い。意見を伝える勇気がない。
メンバーとの距離感がわからない。

残念ながらその組織で壁を乗り越えることを断念して、転職を決意。

必死に取り組んできた私の2年間の解を求めて、転職先はアーリーフェーズのスタートアップを選びました。


自分に足りないものを補えると思った。資格にすがりつこうとした2018年夏。

答え合わせは割と簡単にできました。もちろん知識は増えているし、手作業も速く効率的になっています。

だから何。 

私の課題は結局何も解決しませんでした。

ふと思いついて、社労士試験を受験することにしました。毎年1回8月に試験がある国家資格。社労士を選んだのは、これまでの業務で労務が締める割合が高く、社労士の方とのやりとりも多かった影響です。

資格があれば説得力を持てて、私の意見を聞いてもらえるようになるんじゃないかと考えていました。このまま歳を重ねても、きっと資格が私を助けてくれるだろうと。
課題のすり替えでしょうか。

私に社労士資格は必要ないという意見もありました。
地位のある人にはわからないでしょうよ。

当時のくすぶっていた私には、誰になんと言われようとまず自分が変わるための一歩を踏み出すことが重要だったんです。
受験したら何か変えられるかもしれない。勉強してることに安心を求めていました。


今年は受験しない。やるべきことが見えた2019年春。

hokanに入社して半年目の2月。この時点で「スタートアップのバックオフィス」歴は丸3年。
ここ半年の業務のうち半分以上は、過去に経験したことのない業務でした。
自分の役割を広げていける裁量のある環境下で、私の中で変化が起こりました。

これまで固定観念の中でバックオフィス業務をしていた、ということに気づいた。

承認欲求むきだしなことに気づいた。

これはもう確実な「成長」です。
そして(おそらく)初めて、仕事において自分のやりたいこと、やるべきことを認識しました。それが、SBO育成。

結果、欲していた「資格」はプライオリティががくっと下がったわけです。今年は受験しない。

社労士は簡単にとれる資格ではないので、断念というべきなのかもしれません。しかし私が今やりたいことに資格は必要ありません。資格は保険として取るものじゃない。するべきことに必要だから取るんですね。

あのとき受験をしたことは決して無駄なことではないと思っています。
ちょっと遠回りしたけど(お金も使ったけど)、確実に、前に進んでいました。


私の中の変化については、長くなるのでまた今度。



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