「自分の言葉」で書くって?
この記事は、以下の「人を惹きつける文章の書き方って?」の続きですが、ここから読んでいただいても問題ありません。
「人を惹きつける文章の書き方って?」では、「自分の言葉」で書くっていうのは、自分が感じたこと、考えたことをそのまま言葉にするという話をしました。
では、具体的にどうやって言葉にすればいい?というのが今回のテーマです。
感情をそのまま文章にする
日々の自分の感情や考えをそのまま文章にするのは、とてもシンプルだけど効果的な方法です。
ここでは、具体的にどうやって書けばいいのか、いくつかのステップを紹介します。
1. まずは感情を感じる
最初に、自分がどんな感情を持っているのかを感じてみましょう。
たとえば、朝起きたときに「今日は気分がいいな」と思ったり、職場での出来事で「ちょっと落ち込んだな」と感じたり、そんなふうに自分が感じたことをちゃんと意識することが大切です。
2. その感情を言葉にしてみる
次に、その感情を言葉にしてみましょう。
たとえば、「今日は朝から気分がよかった」とか、「接客がうまくできなくて、ちょっと落ち込んだ」など、自分が感じたことを日記のように文章にしていきます。
3. その感情の原因を考える
その感情がどうして生まれたのか、理由を考えてみましょう。
感情には必ず何か原因があります。それを考えて書くと、読んだ人があなたの気持ちを理解しやすくなります。
例:
「今日は朝から気分がよかった。昨日の夜、お風呂上がりにストレッチして、スマホを見ないで寝たから熟睡できて疲れがとれたんだと思う」
「接客でお客様をうまく案内できなくてちょっと落ち込んだ。他のスタッフはお客様と会話が弾んで、いつも楽しそうに仕事しているのに」
4. 感情がどう変わったかを書く
感情は時間とともに変わることが多いです。
その変化も書いてみましょう。
感情の変化を書くと、文章に動きが出て、読む人があなたの気持ちに寄り添いやすくなります。
例:
「朝は気分がよかったけど、駅に行く途中でスマホを忘れたことに気づいて焦った。でも、今日は早めに家を出ていたから、戻ってスマホを持ってくる余裕があってよかった」
「休憩時間に落ち込んでいたけど、先輩社員が『ちゃんとできてるよ。あとは慣れの問題』と言ってくれて、少し気が楽になった。」
5. 最後にまとめを書く
最後に、その感情をどう感じたのか、どんなことを学んだのかを書いてまとめます。
これが、あなたがその日から得た学びや気づきになります。
例:
「今日は、小さなことでも気分が変わるんだなと感じた。大事なのは、睡眠を大事にして体のコンディションを整えること。そして時間に余裕を持って行動すること」
「失敗して落ち込むこともあるけど、周りの人たちの励ましでまた前向きになれた。次はもっと頑張ろうと思う。そして私も、他の人を支えられる人になりたい」
まとめ
毎日感じる感情をそのまま文章にするというのは、気軽に、感じたままを書いてみること。
まず感情を感じて、それを言葉にし、どうしてそう感じたのかや、その後どう変わったのかを書きます。
最後にその日の学びをまとめると、あなたの文章はリアルで共感しやすくなり、読む人に強く伝わるようになります。
学びというほどのことじゃないんだけど、ということも多いですよね。
そんな時は「気づき」や「覚えておきたいこと」「誰かに聞いて欲しいこと」として共有するっていうのでいいんです。
こんなふうに、少しずつ自分の感情を文章にしていく練習をしてみてください。
それが「自分の言葉で」「読者の心を動かす」文章を書く力を高める第一歩です。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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