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【こよみごと 長月】 秋分 しゅうぶん

9月23日ごろが秋分。

秋分は二十四節気のひとつで、昼と夜の長さがほぼ同じになる日。春分と逆にこの日から少しずつ夜が長くなっていきます。

先祖を法要する秋彼岸の中日でもあるので、お墓まいりをしたり、お寺でお経をあげたりして先祖の霊を供養します。

春の彼岸と区別して「のちの彼岸」ともいいます。春分の日が春の訪れを祝い万物の自然をいつくしむ祝日でもあるのに対し、秋分の日は亡くなった人をしのぶ祝日。

彼岸はインドなど他の仏教国にはなく、日本だけの行事。春の種まきや秋の収穫とも結びついて、大切な国民の祝日となりました。


【まめ知識】 彼岸花

秋彼岸の頃に咲くヒガンバナ。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)というサンスクリット語の別名は「天界に咲く花」を意味しています。水田のあぜ道や墓地に人為的に植えられている有毒植物で1日に10cmくらい伸びることもあります。


彼岸花には死人花や毒花など不吉な別名もあるので嫌う人もいますが、私は秋を感じる花としてきれいだなぁと思うので咲いているのを見たら嬉しくなります。

次回は「十五夜」へと続きます、どうぞよろしくお願いします。

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