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【こよみごと 霜月】 番外編 読書の秋 どくしょのあき

「#推薦図書」というnoteのお題企画もあるので、今回は番外編として本のことを。

厳選しても毎週毎週ポツポツ増える本ですが、先月購入した本で楽しかったのは「湯本豪一コレクション 妖怪絵草子」。

内容は謎の人面がオンパレードの江戸妖怪マンガです。「妖怪絵草子 ようかいえぞうし」とは江戸から明治にかけて庶民に愛された妖怪の絵入り冊子本のことで、民俗学者 湯本豪一さんの日本最大4000点以上からなるコレクションの中から選ばれています。

この本の効能は「ゆるみ」。見るだけで笑けてきて全身がゆるみます。仕事などで過剰な緊張状態にあるときにわざと開いて見ると…小さなことはどうでもよくなります、ものすごくよい意味で。

いたずらがきしたくなる人面なので、ざっくりイメージを描きましたが、大体こんな感じです、手元にあると楽しい一冊です。



私の本棚には大量の本が詰まっていますが、画集や漫画、写真集や絵本など言葉の少ない本が多いです。

文章の本で何度も読んでしまう本をあげると、社会学者 岸政彦先生の本でしょうか。

静かに淡々と流れる空気感がたまらない「断片的なものの社会学」、さらに静かな物語が二つ入った小説「ビニール傘」。大切にしている本です。


次回はこよみに戻ります、どうぞよろしくお願いします。

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