プリンセスは男の子と結婚しないといけないのか?
今日、娘(3歳)との何気ない会話の中で、娘に与えうる影響について考えた。
娘が、ディズニーのプリセンスが出てくる映画を見ていて、結婚式のシーンで「(娘)ちゃんは5歳になったら、パパと結婚するんだよね?」と言い出した。
私が「パパとは結婚できないよ〜」というと、「じゃあ、(娘)ちゃんは誰と結婚するの?」と聞いてきた。
「(娘)ちゃんは女の子だから、男の子と結婚するんだよね?それなら〇〇くんと結婚しようかな〜」と言うので、「女の子だからって男の子と結婚しなきゃいけないわけじゃないし、結婚したくなければ結婚しなくたって良いんだよ」と私が言うと、娘はキョトンとしていた。
3歳になり、だいぶ社会のあれやこれを感じ取るようになってきたようで、ジェンダーについても何かしら体感しているらしい。
私は、出来るだけ娘に固定のジェンダー感を押し付けずに育てたいので、服も色々な色のものを着せている。今でも紺色の服を着ていると、男の子に間違えられることも多い。
本人は「今日はかっこいい服着る」とか、「今日は花柄のワンピースがいい」とか気分に合わせて選んでくれていて、いいぞいいぞ、と思っている。
子供の頃に親に言われたことは、意外とずっと覚えているものだ。
出来るだけ子供に影響を与えずに、出来るだけ透明人間のようでありたいと願っているけど、どうしたって影響を与えてしまう。
それであれば、可能な限り固定概念を押し付けずに、というか、社会の中で生きていると自然と身についてしまう固定概念を跳ね返すぐらい「自分が望むもの」に正直に育っていけるような影響を与えたいと思う。
結婚したっていいし、しなくったっていいし、誰と一緒にいてもいいし、自分が好きな服を着ていてほしい。ジェンダーに限らず、色々なことをちゃんと自分で選びとってくれよ〜。社会がどうあるべきと思っているとか、基本的には気にしないようにするぐらいがちょうどいい。
ちょっと変な母ちゃんかもしれないけど、母ちゃんはずっと君が一番望むものに向かっていけることが一番素敵だねって思っているよ。
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