見出し画像

2月28日は「ビスケットの日」【記念日⁺】

名古屋のソウルフード・土産菓子として広く知られるビスケット菓子も紹介しています。半世紀以上愛されているロングセラー商品。私も好きです。

ビスケットの日とは

この日は、全国ビスケット協会が制定した記念日。日付は、1855年(幕末の安政2年)2月28日、ビスケットの製法が書かれた手紙を出されたことに由来します。

このことは「柴田方庵日録」として残っており、日本でビスケットが作られたことが明確にわかる最も古い記録とされています。

記念日にちなんで、ビスケットをおやつにしてもいいですね。

ビスケットの保存性に着目
幕末の時代、もっぱら長崎周辺の外国人向けに作られていたビスケット。保存性のある食べ物であることに水戸藩が着目したことがビスケット製法を調べるきかっけとなります。水戸藩士 蘭医,柴田方庵が長崎留学中にオランダ人からビスケットの作り方を学び、ビスケットの製法を日本に持ち帰ることとなるのです。
参考:ビスケットの今・むかし

名古屋のソウルフード

ビスケットの日にちなみ、名古屋のお土産菓子としても人気の「しるこサンド」を紹介します。

・しるこサンド
松永製菓を代表するお菓子「しるこサンド」は、北海道産小豆にりんごジャムとはちみつを加えた練り餡をビスケット生地でサンドし焼き上げたお菓子です。

昭和41年に誕生したしるこサンドは、またたく間にヒット商品となり今なお人気のロングセラー商品。パッケージの品名には”スター”の文字が入っています。

しるこサンドの断面はこちら。サクッとしたビスケットに練り餡がサンドされている様子がよくわかります。

しるこサンドの大きさは4×3㎝ほど、厚みは4㎜ほどです。おおよそ2口くらいで食べられるので、食感風味がじっくりと確認できます。

半世紀続く味に感服

しるこサンドを一口。ザクっとしたビスケットらしい食感とともに、ビスケットらしい甘さと塩気が広がり、サンドされた餡の甘さはすぐには広がらない。

2枚、3枚と手が伸びる。
食べるほどに、口の中に餡が広がりおしるに近づきます。

数枚食べると、塩気と甘さの絶妙なバランスに手が伸びてしまった自分に気づかされるのがしるこサンド。半世紀もの長い間、私たちのおやつ時間を満たしてくれたお菓子だと感じさせられます。

私自身も、子どもの頃からおやつに食べています。今では1回で食べる枚数は減りましたが、塩気と甘さについつい手が伸びてしまうんですよね。

地元民も愛するビスケット菓子「しるこサンド」、最近は全国のコンビニでも購入ができるようですが、名古屋のソウルフード・名古屋のお土産菓子としておすすめします。

しるこサンドは、赤いしるこ椀のプリントが目印。個包装タイプで出ているので食べやすいです。

松永製菓のお菓子は通販サイトでも購入できます。気になる場合にはのぞいてみてくださいね。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?