4月18日は「よいお肌の日」【記念日⁺】
ドイツ産の薬草入りグミキャンディーを紹介します。不味いというのは、本当でしょうか👀
よいお肌の日とは
株式会社明治が制定した記念日です。コラーゲンが多く含まれるグミキャンデーを食べて、よいお肌になってほしい!という思いが込め制定されました。
日付は、4と18で「よ(4)い(1)お肌(8)」の語呂合わせです。この日には、全国のお菓子売場などでグミのPR活動が行われます。
グミは、よいお肌作りにもつながるお菓子なんですね。
薬草入りグミ
よいお肌の日にちなみ、ドイツ産の薬草入りグミキャンディーを紹介します。
・Katjes Katzen Pfötchen(カッチェス カッチェン プフォェーチェン)
ドイツの製菓メーカーKatjesのリコリス菓子のグミキャンディです。薬草として用いられている甘草の一種「リコリス」から抽出したエキスが用いられています。特徴は、グミのような歯ごたえと真っ黒な色です。
リコリス菓子は、日本人の味覚にはあわない場合が多く「タイヤのゴムのような味」「まずい…」と言われていますが、ヨーロッパや北アメリカなどでは、古くから親しまれています。HARIBOやIKEAでも商品化されていますよ。
パッケージには、かわいらしい黒猫がデザインされています。これは品名「Katjes Pfötchen」が猫の前足を意味するためです。
1960年、Katjes創業当初に作られた、リコリスを使った黒猫キャンディーが起源の商品なんだそうです。
Katjesの製品は、合成保存料や着色料などが一切使われていないため、色や味わいはすべて天然のフルーツ果汁や果肉から抽出したものが使われています。
別名「甘草」砂糖の約150倍の甘さ
ここでリコリスについて、詳しく見ていきましょう!
リコリス(licorice)は別名スペインカンゾウと呼ばれる植物で、漢方でおなじみの甘草の一種です。リコリスは、ショ糖の150倍近い甘みがあるとされる「グリチルリチン酸」を豊富に含むため甘い草になります。古くから醤油や菓子の甘味料として使われています。
古くから親しまれている甘い草であれば、お菓子に使われるのは納得がいきます。しかし「まずい!」と言われることが多い「リコリス」は本当に日本でも使われているのでしょうか。
調べてみたところ…。
ありましたお菓子の成分表示に
「甘味料(甘草)」。
リコリスは天然甘味料として、使われているようです。お菓子以外に、しょう油、みそ、漬物、つくだ煮、清涼飲料水、魚肉ねり製品、氷菓など多くの食品にもつかわれています。ただしリコリスはそのまま使うわけではなく、食べやすく加工がされています。
実はリコリスは、強い甘みがあるものの口に入れてから時間がたつと「苦味」が出てきます。この苦味(塩カド)をまろやかにするため塩カドをとり、まろやかな甘味に仕上げられています。
参考:日本漢方製薬製剤協会
https://www.nikkankyo.org/seihin/shouyaku/03.htm
参考:加工・業務用調味料
https://www.takarashuzo.co.jp/products/seasoning/basicinfo/002.htm
ねっとり・口残りがすごい!!
開封した瞬間から、漢方の香り(笑)。菓子コーナーで購入した商品とはとうてい思えない香りです。
黒い粒は、先が丸くなった円筒型で、上部に「K」が入っています。カタチは若干不揃いです。
つまんでみると、一般的なグミと比べると固いです。中央部分は、少しやわらかで濃い茶色をしています。
うぉーー。
噂通りの味。かなり個性的です。口残りがすごい!!苦味の記憶だけが強く残るため食べ終わりの印象はかなりマイナスにはたらきます。
食感はグミよりキャラメルに近く外側は固めですが、口で転がすとゆっくり溶けます。中央部は、ねっとりとして歯切れの悪いグミという感じで、歯につくとなかなか口から風味がとれません。
ブラウンシュガー(粗糖)も使われてるため、口に入れてしばらくコク深い甘さが感じられます。ただし食べなれている刺激的な甘みではないため、苦味だけを記憶にとどめてしまう人は多いと思います。
リコリス菓子で習得できること
リコリスは、胃腸薬や風邪薬にも用いられる薬草ですから、健康維持に使えるお菓子と言えそうです。
味が濃いめの飲み物を用意して、グッと食べきるくらいなら十分いけます。また食べるうちにドハマリする人も多いと聞きます。1袋食べきるころには、新しい味覚を習得できるかもしれません。
ちなみにコーヒーとの相性は。。。△くらいです。すぐに飲み込まないと、苦味が口いっぱいに広がります。購入は、ジュピターです。全国に店舗がありますので店舗一覧でチェックしてみてくださいね。
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