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<苦手克服>プレゼンテーション・交渉が苦手

≪注意を方向づける≫  ≪モデリング≫

☆すでにもっている自分の能力を引き出そう

仕事をするうえで、プレゼンテーションや交渉は重要な仕事です。
目標達成や成果を出すために欠かせない能力です。

どこまでやればいいという到達点がありませんから、
十分できていても不満をもったり、
本当はもっとうまくできる力があるはずなのに、
実力を発揮していない人もいます。

また、現在はプレゼンテーションや交渉がうまくできなくても、
本当は能力をもっていて、それを眠らせたままの人もいます。

つまり、すでにもっている自分のプレゼンテーション、
交渉の実力に気づいたり、自分の実力を発揮する方法に気づくか、
そのために何を学べばよいかに気づくことができれば、
問題は解決できるのです。


「注意を方向づける」の方法・「モデリング」の方法

☆意識を過去や未来に行かせることで、
 自分の本当の能力に気づこう

現代から過去に行ったり、未来に行ったりしながら、
その時の体験に「連合」し、時には「分離」することで問題解決を図ります

それでは、あなたがこれからプレゼンテーションをする予定になっている
具体的な場面を選んで下さい。

現代から、その場面まで時間を進めて、今まさにこれから
プレゼンテーションをするという状況を思い浮かべて下さい。
そして、その状況に十分「連合」できるように、
見えてくるイメージ、聞こえてくる話声、
自分の体に感じる感覚を使って下さい。

十分に「連合」できたら、そこで何が起こっているかを
具体的に描写し、表現して下さい。

十分に表現できたら、今、イメージし、表現した状況を、
そのままビデオの映像にしてテレビモニターにはめ込んで下さい。

そして、その映像を再生する感じで映し出して、
画面の中であせって、汗を流しながら早口で話している自分を、
まるでひとごとのように観察して下さい。
つまり、今あなたは、「分離」している状態です。

☆自分自身に対してアドバイスをしてみよう

ここからが重要なのですが、分離しているあなたから、
画面の中にいる、悪いプレゼンテーションをしている彼(あなたですが)に
対して、何かアドバイスしてほしいのです。
彼が、あせらないで落ち着くためには、何が必要なのでしょう?
早口にならないで、ゆっくり話すためには、何ができるのでしょう?
ドキドキせずに安定するには、何が役に立つのでしょう?

彼には、そのためのリソースがあるのではないでしょうか?
第三者の立場に立って、画面の中の彼に役立つリソースを探して下さい。
その立場にいれば、いろいろなことが、観察できますし、
その状況にふさわしいアイディアが浮かびやすいはずです。

思いつくアドバイスを十分与えたら、今度は、
そこから過去に時間軸を移します。
あなたが過去に行なったプレゼンテーションを思い出して下さい。

プレゼンテーションの経験がないのなら、なにか、それによく似た体験、
たとえば、学校や会社で新しいことを調べて、それをみんなの前で、
発表した体験を思い出して下さい。
「感想文の発表会」という体験でもかまいません。

それらの体験で、成功した体験を思い出して下さい。
そんな体験がないという方もいるかもしれません。
よく考えて下さい。生まれてこの方、
一度も成功したことがないのでしょうか?

本当にそのような体験がないという方は、過去に出会った
プレゼンテーションのうまい人、発表の上手な人、
あるいは歴史上の人物をモデルにして下さい。

今度は、過去の場面で自分が「分離」している状況です。
先ほどと同じように、過去の成功している状況のビデオ映像を見て下さい。
そして、十分観察して下さい。
その観察から、何がわかるでしょうか?
その成功は、何によってうまくいっているのでしょうか?

今度も、過去に成功できた要素が分かったと思ったら、
もう一度、未来に行きます。
そして、未来の「分離」と、過去の「分離」でもらった
アドバイスの一つひとつを、すべて受け取ります。

受け取りながら、見えているイメージ、聞こえてくるアドバイス、
体の感覚の変化に注意を注いで下さい。

もし、何か自信が得られたり、具体的な行動のイメージが見つかったら、
その感覚を「連合」のスキルを使って、しっかりと身体的なレベルまで
実感できるように「アンカーリング」して下さい。


☆プレゼンテーションに一度も成功したことがない人
 はどうすればよいか?

私たちは、大きな困難に直面した時、しばしば解決不可能だと思い込みがちです。
そして、「ほとんどの問題解決の力は、自分自身にある」と言われても、
容易には受け入れがたいものです。

ところで、あなたには、プレゼンテーションを成功させる能力が
本当にもともとないのでしょうか?
よく考えるとプレゼンテーションをしなくてはいけない立場にいるのは、
あなたが何らかの能力を認めらているからではないでしょうか?

スキルとは、自分の意識を変え、問題の見方を変える道具です。
あなたが、自分の望む目標を立てて、さらにその目標の達成を
妨げているものに気づけば、必ずあなたにとっての
「リソース(役に立つ経験)」を見つけることができるのです。

それでも、リソースが見つからないと思う時は、
「モデリング(うまくやっている人のマネをすること)」
を使って下さい。

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あなたも、プレゼンテーションのうまい人を徹底的に
「モデリング」してみて下さい。
きっと、なにかを発見できると思います。


~30代女性のための心と体の健康アドバイザー~


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