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#196 時代はがっつりコラボ?

1.遅ればせながら


周りで見ている人が多くて、遅ればせながら見始めたアニメ。
これが、めっちゃ面白い!

今、流行りの「異世界召喚モノ」。

勇者として異世界に召喚された主人公ムコーダ(向田剛士)。彼の固有スキルは「ネットスーパー」(どんなスキルやねん)のみ。

もちろん勇者としては使い物にならないので、国境を越えて旅に出ます。


旅には魔物が色々登場するのですが、(前半では)主人公の戦闘シーンはほとんどありません。


彼は自身の「固有スキル」を使って、さまざまな困難を乗り越えていくのですが、これがまた面白い。


「ネットスーパー」の固有スキルとは、異世界から「イオンネットスーパー」で買い物ができ、購入(お支払いは異世界のコイン)が完了すると、「ぴょこん」とダンボールで配達されます。


「イオン」がそのまま登場しますし、肉を焼く時は「エバラ」の生姜焼きのタレ、ステーキソースなども合わせて使います。異世界で買う「魔導コンロ」は高いので、イオンで購入した安価なコンロを使っていたり。


かと思えば、イオンで買った塩・こしょうの品質の高さに、異世界で何十倍もの値段で買い取ってもらえたりなどなど。


さすがに「魔物の肉」は現世では手に入らないけれど、同じ料理を作ってみたい、と思わせるには十分なほど、美味しそうな料理を作りまくる、主人公ムコーダなのです。


2.海外のバラエティではすでに

こういった形の「協力」というか「宣伝」は、韓国語では「間接広告」と呼んでいて、ドラマやバラエティで以前からよく見られていました。

ドラマの主人公が、出勤前に必ずコーヒーショップに寄るとか、仕事中に、給湯室に休憩に行くと、特定の個装インスタントコーヒーが箱で置いてあるとか。

また、バラエティでも出演者が、特定の清涼飲料水を飲んでいるとか。

CMと全く同じ効果で、なんとなく「それ」と同じものが欲しくなる、わけです。


日本にはあまり見られない手法ではなかったか、と思います(ここ数年日本のTVをちゃんと見てないから、日本でも始まってたかもしれないけど)。


アニメで似た「広告手法」が採られ始めたのだな、と思いました。


公式サイトには、「スポンサー」という呼称でなく、「協力」という形で、イオンやエバラ食品、Kao、ロッテなどが名を連ねています。



3.動画配信が当たり前に視野に入っている


動画配信がそこまで普及していなかったころ、あるいは無かった頃。


TV CMに予算をとる企業は多かったと思います。

大手企業では、あるいは人気の芸能人、有名人を起用して莫大な経費をかけて、CMを撮影しては放送していました。


けれど、「生身の人間」を使うにはリスクが伴います。
スキャンダルなどの際のリスクヘッジ(賠償金)は契約に入っているとは思いますが、お金が支払われたとしても、イメージダウンは免れません。

ましてや、賠償金が即時支払われない場合の方が多いでしょう。


けれど、こういった形(ストーリーの中で企業名や商品名を出していく)での宣伝は、そういったスキャンダルというリスクは避けられるメリットはあると思います。


また、実在する商品やサービスなので、ストーリーが面白くてコンテンツが当たれば、売り上げ増も見込めると思います。


TVと違って、スポンサーのテロップが流れないので、番組の中でガンガン流していく、というのは、初めから動画配信を視野に入れたコンテンツ作りになっているのだな、と思いました。


そういったマーケティング要素を抜きにしても、単純に戦闘シーンがない、誰かが傷つくわけではない、という割と平和なストーリー展開の中で、料理のシーンの比重が高く、みんなが美味しい、美味しいといって食べている。


インスタで「異世界料理」をアップしている人も多いというのも、理解ができます。


まだ、半分くらいだけど、この先も楽しみです。


今日はここまで。所要時間は20分でした。
今回も読んでくださって、ありがとうございました!

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