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長く続けていることってなんですか?

自分にとってそれはスノーボードでした。はてさてみんなどういうことを続けているんだろう。とっても教えてほしい。そしてそれについて話を聞きたい。


っていうのも先日ニセコに行って、ふと考えたのでした。数年間住んだニセコエリア。いつも訪れると刺激をもらえる場所なのです。その刺激が良い悪い別として、事実ものすごい「多様」なんです。それは人も仕事も町も建物もお店も。


このテの話になると話の脱線ムードがハンパないので、一旦話を戻します。



「長く続けていることって何ですか?」



僕はスノーボードなわけですが(しつこい)別にその道にプロフェッショナルなわけでもないです。はっきりいってまだショボいです。まぁでもショボいなりに「長く続けてきた」とか言っちゃうくらいの自負感もそれなりにあるのでスノーボードにまつわる経歴を記憶を頼りにザックリまとめると・・・。


【小学5年生】  父がスノーボード初期にスノーボードをしていたらしく、その影響でスノーボードを始める。ウェアもギアも当時のアルペン釧路店で買ってもらう(父さん母さんありがとう!でも家計ギリギリ、いや半ば借金だったかもしれないことを後々知って落ち込む)。ブランドは知るひとぞ知る「BEPOP」(だったっけ?)この時代今はなき「ビラオスキー場」「津別スキー場」で滑ろうもんならちょっとした人気者だった気がする。すぐおだっていた。※おだつ=北海道弁で調子にのること
【中学生】 北海道テレビの何気に長寿番組「ノーマターボード」の虜になる。「BURTON」という存在を知る。北海道の雪が多い「なぜかカタカナ三文字が共通点ゲレンデ」にあこがれる。中学校の裏山にキッカーを作りジャンプし始める。写ルンですで撮影をはじめ、グラブコンテストを友人とはじめる。友人に「スノーボードやろうよ!」とか「俺、トヨタビッグエアにでるよ!」とか勘違いワードもで始める。卒業文集には「プロスノーボーダーまでの道のり」的なのを綴っている(くそ恥ずかしい)。その作文によると確か20才くらいでスポンサーもついてるらしい(勘違いも甚だしい)
【高校生】高一の時にスケートボードをはじめ、さらに「ジブ(この当時手摺狂会が一世を風靡)」の影響をうけ、大してできもしないクセに中標津町内のポイントを探して徘徊して「それっぽい雰囲気」に浸る。あと、こっそりニュージランドの留学資料とかスノーボード専門学校の資料とか取り寄せるが相談できず、なかったことにする(どうだっけ、一回くらいは母さんに話したっけか)この時すでに色々な事情で「現実的ではない」と高校生の自分は判断したんだろうか。調理の専門学校へ行かせてもらうことに。
【専門学生】共同物置に置いておいたお小遣いで買った板が盗まれ、なぜかアパートの他の全部屋にピンポンして聞き込みするくらい「怒り凹む」(これ普通に考えてアホなやつだし、今考えれば単純に自分の危機管理のなさが問題)。ショック&金欠でそこから少しスノーボードから離れる。
【社会人(20代前半)】社会人になってす少し落ち着き始めた23才頃。再びギアを購入しスノーボード再開。札幌国際の平日シーズン券を買い、休みの度にスキー場へ通う。
【社会人(20代中半)】プチ決心をして倶知安町に住み、スノーボードが「特別行くこと」ではなく「冬の生活の一部」になる。といってもシーズン券ではなく時間券で「1日1〜2時間くらい滑れればいいや〜」なユルめのペース。この頃バックカントリーも始める。ゲンテンスティックに乗ってみたいが買えず?買わず?じまいでニセコ時代を終える。
【社会人(20代後半)】拠点が札幌や中標津となり、少し滑るペースが落ちる。それでもちょこちょこ山へ。ゲレンデより山の割合が高くなる。といってもそこまで頻繁に行っていたわけではない。標津町のローカルゲレンデ「金山スキー場」の魅力を再確認する。
【現在(30代前半)】ようやっとゲンテンを購入(TT160)。ニセコをメインに滑るわけではないがそれはまぁ気にしない。屈斜路に住んでボチボチな感じで周辺の斜面を探したり山にいったりしながら、たまに緑スキー場や阿寒ウタラを滑る。そんでたまにはニセコへ遠征する。そんなリズム。

ああ、なが。長い。つい書いちゃった。こんなことしてる場合じゃないのに。まぁいいか。ここまで読んでくれた人あまりいないと思うけど、もしいたら感謝の祈りを捧げます。


さて、いいたいことはコレです。

長く続けたからって「本気度」がないとその道では「尖った存在」にはならないと思うが、シンプルに楽しんでればそこを中心に様々ななものを繋げてくれる。

どんなものを繋げてくれた? 今回自分にあてはまる「スノーボード」であれば、それは「人」「自然への興味や知識」「人生観」「センス」「感覚」「価値観」他にもたくさんのコト。


現に自分はスノーボードをやっているから、いたから

・ニセコに行ったし
・今でも良く会う友人もできたし
・北海道の冬の遊びかたを知っている(まだ勉強中)

わかってきたことは、

長く何かを続けると、それはその人の人生の一部となって、その人の人間性に大きな影響を与えるんだろうな。

ということだ。

というわけで「スノーボード」という遊び?スポーツ?文化?いまいち形や言葉に当てはめにくいが、スノーボードにまつわる「それら」は、自分の人生にとって、とってもとっても大きな影響を及ぼしていることに間違いはない。皆さんにとってそれはどんなもので、どのように人生に影響を与えていますか? たまに立ち止まって考えてみるのも面白いかもしれませんよね。

「いや、当たり前のこと言ってんじゃねえよ」と思った人もいるかもしれませんが、そこは大人の温かな目でひとつよろしくどうぞ。


ちょっとだけ立ち止まった時間の備忘録でした。

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