TOMOKI KOKUBUN Photography

國分知貴 |北海道・屈斜路湖在住のフォトグラファー ・アウトドアガイド |この地に暮らす者としての視点を重視し、「自然と人の関わり」をいくつかの方法を持って描き、表現しています| https://www.saru-tomokikokubun.com

北の暮らしを旅するマガジン

日々、写真。アウトドアと暮らし。國分知貴の写真紀行。写真記録でありフォトエッセイ。単写真ではなくストーリーとしての写真、言葉をのせます。

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  • 35本

#12 「春に誘われて」 2022.3月

春を感じた午前中。 カイの散歩がてら湖まで行くと、ベタナギ。 藻琴山が鏡のように湖面に映る。 深呼吸すると、肺に、脳に、身体に、春が入ってくる。 日中の気温は毎日プラス。 朝のカリカリ雪は、陽が上がるのすぐに緩む。 全身で春を感じる。 ついさっき、近所の子が挨拶をしにきてくれた。 中学卒業と同時に埼玉の高校へ進学だそうだ。 おめでとう。頑張ってね。 更に春を感じさせてくれてありがとう。

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#11 「日々を拾って集めて」 2022.2月

 どうやら2月はかなり力んでいたようだ。なんとなくふんわりとした「日々の写真」というのがあまりない。あとで写真を振り返り、そんな自分の予定や気持ちまで浮かび上がるが写真の面白いところだ。  冬型の気圧配置が安定してくる。毎日のように北西風が吹き、冷え込みは厳しくなる。遥かシベリアから流氷がオホーツク海を埋め尽くし、屈斜路湖は凍りつく。家にいると木が弾け裂ける音もきこえてくる。2月だ。

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#10 「ありがとうniseko&sapporo」 2022.2月

 2月上旬。約10日間。僕は古巣であるニセコ、札幌方面へと足を伸ばした。特にニセコは約3年ぶりだった。最近のご時世、正直動きずらいところもある。しかしそれでも行くべき理由があった。  何がそこまで行く必要があったのか。僕はこの冬、自分をテストをしたかった。極めて重要なテストだ。どうしても試したかった。  僕はまる3年屈斜路湖で暮らしている。とても充実しているし、きっと恵まれている。周囲の人々や今の環境に感謝してもしきれない。「おかげさま」というやつだ。    ただ、冬の過

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#9 「近くて遠い斜里岳trip 出会いとメンバー編」 2022.2月

構想2年。 ようやく実行まであと数日のところまできた。 斜里岳の懐に約5日ベースを張り、まだ見ぬ斜面に1本のシュプールを刻む計画。アプローチの長い斜里岳では日帰りや1泊〜2泊だと行動範囲は限られる。だからこそと綿密な計画とスケジューリングが必要だ。 リサーチする限り、初の試みではないかと思っているがどうなのだろう。  昨年は実現までもう少しだったが、相方の急な予定変更によりあえなく断念。しかし、そのポッカリあいたスケジュールに思ってもみなかった別な予定が入り込むというミラク

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フィールド活動の記録

野外での活動を記録していきます。

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  • 14本

#9 「近くて遠い斜里岳trip 出会いとメンバー編」 2022.2月

構想2年。 ようやく実行まであと数日のところまできた。 斜里岳の懐に約5日ベースを張り、まだ見ぬ斜面に1本のシュプールを刻む計画。アプローチの長い斜里岳では日帰りや1泊〜2泊だと行動範囲は限られる。だからこそと綿密な計画とスケジューリングが必要だ。 リサーチする限り、初の試みではないかと思っているがどうなのだろう。  昨年は実現までもう少しだったが、相方の急な予定変更によりあえなく断念。しかし、そのポッカリあいたスケジュールに思ってもみなかった別な予定が入り込むというミラク

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#8 「厳冬斜里岳北西尾根」 2022.2月

1日目 定番となりつつ遅刻をかまし、もはや予定どおり予定を遅らせる。 「今日は明るいうちにつけばいいし」という気の緩みだ。このクセ直さねばならない。  まずは林道をつめる。約4.5km。ここが核心部といってもいい。あまり楽しいものではない。おまけに右往左往してまっすぐ歩かない謎の先行者トレースも我々の精神を追い詰める。きっとウサギの真似ごとでもしていたのだろうと思うよりほかない。  降雪結晶が美しい。それくらいが癒しといってもいい。それが林道の恐ろしさだ。  苦痛とは言

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”神の山” 摩周岳で思うこと

NHKさんの取材としてカムイヌプリへ。  標高857m。第一展望台を登山口として山頂まで約7km(往復約14km)(黄色の線)西別岳登山口からのルート(水色の線)もあり、道東の野山としては珍しく広大な景色&ほぼずっと摩周湖を眺めながらの稜線歩き、ちょっとした縦走ができる山だ。ご覧のとおり高低差も少ないので子供から山好きのご年配の方まで楽しめる、とても親しみやすい山なのだ。僕自身もかなり好きなトレイルでもある。 環境省が作ってくれているパンフがわかりやすいので貼っておく。 h

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2泊3日 摩周・屈斜路トレイル歩き旅

摩周・屈斜路トレイル(+EXTRA)をメンバーwith犬とスルーハイクしてきた 2020年10月1日。北海道の東「道東」にOPENした摩周屈斜路トレイル。そのトレイルを、トレイル整備したメンバーwith愛犬カイと、将来的に構想しているEXTRAコースを加えて「約55km 2泊3日」スルーハイクしてきた。その旅の記録&写真をここに残す。 【現時点のコース】 【今回スルーハイクしたコース】  EXTRAコースとして(ピンクのライン)①仁伏半島をぐるっと ②屈斜路プリンスから

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撮影仕事の記録

お仕事として撮影した現場の記録です。

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【works】 colocal 2022.2

「釧路から旭川へ、大自然とアイヌ文化に触れる旅」  阿寒での撮影を担当しました。 文章はシリエトクノートの中山よしこさん。 道外の方はもちろん 道民こそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。 以下抜粋 ー動物たちは自分たちの仲間であり、隣人という思いが自然にわいてくる (中山よしこさん) ー彫り始めたら、3時のお茶を飲むとき以外は、制作に集中。 探究心が強くて、70代になっても発展途上だと言っていました (藤戸竹喜の妻、茂子さん)  取材では、藤戸竹喜さんの作品、そし

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山上木工

 津別町。地元から車で1〜2時間圏内。道東の小さな町にある「山上木工」。  小さな町から世界に発信をし続けているエネルギー溢れる企業であり、親子三代続くものづくりの現場。東京五輪のメダルケースを製作する企業として一躍「時の企業」となりました。このチャンスを勝ち取ったこれまでの道のりと努力は計り知れません。本当にすごいことです。つい前置きがながくなってしまいましたが今回はそんな山上木工さんにWEBメディア掲載用の撮影担当としてお邪魔させていただきました。 ⬆️親子二代  

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摩周そば

サムネ画像のタイトルはただの意思表示。僕は蕎麦がとても好きなんです。 さて本題。 2019年7月、8月で撮影・制作したものをまとめます。 ※許可を得て撮影しています。無許可での畑への立ち入りは原則禁止です 北海道は道東、弟子屈町の「摩周そば」の花の様子。  ー屈斜路湖周辺にはたくさんの蕎麦畑が広がっている。付近は火山でできたカルデラ地形ゆえに蕎麦畑はゆるやかな坂となり、その上部からは屈斜路湖を一望できる。    5月ごろ雪解け後に作付けされた蕎麦たちは日々変化する天気

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掲載の記録

色々掲載していただいたものを記録します。

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アンオフィシャルガイドブック.doto【掲載】

 写真撮影・写真提供・記事企画に関わりました。色々時間をかけて、何度も話あったりしましたが、基本軸は「どうやって地元の人に外遊びの楽しさを伝えるか」だったような気がしますし、そこに対してあーでもないこーでもないと楽しかった時間を思い出します。ありがとうございます。 ⬇︎表紙帯に採用いただきました。 ⬇️雑誌内より記事抜粋 ⬇️購入はコチラから 2020.6.20

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AIRDO機内誌 rapora 12月号 【掲載】

 温泉特集として掲載いただきました。記事の内容はriver&fieldの土屋氏が語っています。屈斜路や川湯の温泉のお話をしつつパパスランド札弦推しの土屋氏のコメントが何とも「らしさ」がでていて素晴らしい記事になっています。是非ご一読していただければ幸いです。 ⬆️表紙に屈斜路コタンの白鳥さんが採用されました。 バックナンバーはコチラから。 2020.12.1

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northern style スロウ vol.63 【掲載】

 2019年9月に遂行した屈斜路湖〜釧路川河口まで約100kmの川旅。ありがたいことに取材していただきました。旅を終えて「すぐ執筆したいな」なんて思いつつ、実際はなかなかできていなかったところ、ご縁いただきました。こんなしがない冒険を取り上げていただき恐縮千万です。  いつか、そのうち、自分の言葉でも何らかの形でアウトプットできたらなと思っています。今年はどんなしょうもない冒険しようか妄想膨らませています。 ⬇️計画当初。この記事できっかけをいただけました。 ⬇️雑誌よ