今井るる氏の“裏切り”とそれを擁護する人たち

　立憲民主党の総支部長であった今井るる氏が離党届を出し、自民党推薦で県議選に出ることが話題になっています。
　自民党「推薦」と言いますが、地方議会では自民党推薦議員も多くが入党しますから、今井るる氏も自民党に入党する気なのでしょう。
　ネット上では「立憲民主党にも問題があった」式の擁護論をする方がいますが、それならば立憲民主党以外の野党から出馬すればいいのであって、言い訳にはなりません。
　見たところ、現在今井るる氏を擁護している自称野党支持者は「伊勢神宮参拝」等の件で泉健太先生を攻撃した人たちと被っているようです。
　例えば、匿名極左ツイッタラーの中では著名な「立憲BACKER奈良」氏は「泉健太代表では、立憲に未来は無いと、今井るるさんは思ったのでは」「リベラル政治家・野田聖子氏の下で女性活躍推進や若者の積極的な政治参画を目指したいと変わったのかも」とツイートしています。
　仮にそうだとしても、それは「泉健太憎し」でより“悪い”政治家の下に走ったというだけのことです。
　因みに、野田聖子氏の「下」に立つと本当に「女性活躍推進や若者の積極的な政治参画」が実現できるのでしょうか？それは立憲民主党よりも素晴らしい出来となるのでしょうか？
　野党内の内ゲバに明け暮れて、自民党に走る人間を擁護する方まで出てくるとなると、もう末期症状という外はありません。
　ただ、匿名ツイッタラーはともかくとして、立憲民主党の党員の多くは内ゲバに明け暮れることなく、党内融和・野党共闘を目指しているのが救いです。
　私も立憲民主党の党員として、政権交代のために党内融和・野党共闘を推進させていただきたいと考えます。