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35歳からのウソ日記19

2020年6月16日

自粛期間中に読書をしようと思い、何冊も買った人は少なからずいるのではないかと思う。

私もその1人だ。

小説、ビジネス、自己啓発、趣味などなど。

買いすぎたせいで、自粛解禁になったがために読み始めれてない本がある人もいるのではないかと予想している。

今日は時間が空いたので、手をつけれていない本を読んでみた。

ゆっくり時間を取れる時は本などに没頭したくなるもので、予定もなかったので、もってこいの日だと思った。

志村流という志村けんさんが15年ほど前に出版した本である。

偶然というのか分からないが、私の髪型はちょんまげみたいな髪型なので、バカ殿様を見習って顔を白く塗ってから読もうと思ったが、白く塗れるものなどないので断念した。

志村流はスラスラ読めてしまうので、すぐ読み終わった。

すぐ読み終わったけど、心に響いた深さは沼より深い。

そしてカッコいい。

ああなりたいなと思わせてくれる有名人は少ないが、志村けんさんはそのうちの1人である。

ちなみに他だと、ずんの飯尾さんである。

志村けんさんは職人気質で、古くさいけれども良き文化を大事にしていたいとおっしゃっていた。

私も若輩者ではありますが、同感です。

粋な男になろうと志すことは男の永遠のテーマだとも思う。

その中でも、年齢を重ねるごとに今日はいいかなと思ってしまうのが、飲みの誘い。

最近は断ってしまうことが多々ある。

志村けんさんはそういった誘いは付き合いとして行くべきであり、しっかりと楽しみ、相手が潰れるまで付き合ってから、その後で己のやるべきことをやってきたと書いてあった。

これぞ職人。これぞ男。

尊敬する人の声は聞くのが男であると思いながら、そこまで自分ができるかの不安はある。

ここで偶然なのか必然なのか神様のイタズラなのか悪魔の囁きなのか決まっていた運命なのか前世の償いなのか。。。

これ以上思い浮かびません。すいません。

浮かびません。すいません。

ジョイマンみたいには、なってない。

えー何が言いたかったんだっけな。

そう、先輩から連絡がきて、今近くで飲んでるから来いよとの誘いがきた。

シャワーも浴びて、歯も磨き終わっていた私はもの凄く、それはそれはもの凄く断りたかった。

でも今日、志村流を読んで、今日、誘いが来たということは、行くという選択肢以外ないのだろうと思い、ボウリングの球の15ポンドくらい重い腰を上げて出かけた。

藤井隆ではないけど、ナンダカンダ楽しくて、面白いことが起こるだろうと思っていたことも事実である。

自転車に乗り、ブイーンと走り、目的地へ。

先輩の変なおじさんと今日はちょっとだけよと言いながら飲む。

結果、何も得られなかった。

面白いことも一つも起こらなかった。

志村流は正しくなかったのか!と思い、

だっふんだ。

と呟いていた。

それでは また あした で終わる今日 ということで。

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