批判と誹謗中傷
皆様お久しぶりです。
先日のチャンピオンズリーグラウンド16の2ndレグでリヴァプールは2-3と敗戦を喫し、スコア合計2-4でラウンド16敗退となりました。試合については非常に面白いものであり、僕も朝5時に起きてよかったと思っています(負けたことへのショックは当然ありますが)。
さてその中でもパスミスから1失点目を献上し敗戦の原因ともなったGKアドリアンについて今回は触れていこうと思います。
はじめに僕の立場を言っておくと僕はアドリアンは擁護できないと考えています。それはそうです。あのキックミスからの失点で空気が変わり、選手たちの集中が切れてしまったことは明らかです。だからと言って「アドリアン○ね」などの誹謗中傷を行うことは間違っているとも考えています。この試合のアドリアンについて批判するならば、それはプレーについての批判で無ければならないはずです(首を振って逆サイドを見ておくべきだった、はたまた繋ごうとせず前に大きく蹴りだすべきだったなどが挙げられるでしょうか 僕はGKをやったことが無いのであまり批判できる立場にはないですが…)。ですがTwitterなどのSNSは上記のような誹謗中傷で溢れています。これははっきり言っておかしいのではないでしょうか。少なくとも赤の他人に「○ね」と言われる筋合いはないはずです。17-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でもカリウスが衝撃的なミスをしてレアルマドリードに敗れましたが、その時もカリウスのガールフレンドに対して誹謗中傷が行われるといったことがありました。ガールフレンドは何一つ関係ないにも関わらず。
結論として僕が言いたいことは批判と誹謗中傷は似て否なるものだということです。プレーを批判するということは仕方のないことだとは思いますが、一個人を否定するような誹謗中傷は行うべきでないということです。何より「you'll never walk alone」で有名なクラブにおいてそのようなことが続けて起きるのは非常によろしくないでしょう。今後もこのような事態が起きないことを願うばかりです。
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