広島原爆の日

広島原爆の日(76回)。オリンピックで特番なんぞやらないだろうな。

初めて原爆を意識したのは、小学校高学年の時、学校の図書館で見た「はだしのゲン」だった。多分。
確か、先生に薦められたのか、最初の数頁で引き込まれ、何回か図書館に通って全部読んだ。

最初は、姉が職員室で先生に上半身裸にされるところ、原爆によって皮膚が垂れ下がって歩くゾンビみたいな人たちの群れ、黒コゲの死体、助けようと手を引っ張ったらスルッと抜けっちゃったところ、父と姉と弟が炎でギギギッって焼けるところなど、グロ描写を繰り返し見てた記憶がある。だから後半はあまり面白くなかった。

ガキなので、反核や反戦ということよりも、エロの他、残酷な死と肉体の変化への関心が高かった。キノコ雲の形が不思議で面白くて、教科書の隅に何回も描いてた。

それから、親に、県の大きな図書館に連れて行ってもらって、原爆のコーナーで、長時間、写真や絵ばかり探して見てた。ついでに、医学の病気や奇形の写真とかも。

その辺から、エログロ、殺人、虐殺、テロ、フリークスなど、反社会的なものへの異常な興味が芽生えたのかもしれない。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。