「大人のための読書の全技術」

格安古本だけど、要は、たくさん本を読んで、それを活かして、仕事に応用させるための技術ってことだけど、多分、最近の読書術は皆、似たようなものだと思う。

たくさん本を読むコツは、隙間時間でも本を読む時間を捻出して、とにかく活字を頭に入れていく中で、読むスピードも、文章の処理能力も自ずと上がっていくということと、後はしっかりと目次を読んで、本が意図するもの、もしくは自分が目的とする箇所を探し出して、そこを中心に精読するってことだ。そうすれば大量読みも可能となる。

確かに、一字一句、丁寧に文字を追わなくても、サーッと右から左へ文字を見ていく中で、自分のアンテナに引っ掛かる部分がわかったり、意図するものが理解できたり、要約できたりするようになれるものだ(←特に、こういうハウトゥー本は)。

しかし、それにはある程度、本を読み込んでる経験がないと難しいと思う。

俺もけっこう本を読んで来たと思うけど、本を読むハッキリとした目的ってのがあまりないなぁ。面白そうとか、知りたいとか、好きな作家・ジャンルだからとか、時間があるからとかだなぁ、いつも。勉強のために読むのは苦手かもしれない。←オトナジャネエシ

もし、読書の効果ってものがあるならば、とにかく何でもたくさん活字を頭の中に入れていく中で、時間が経てば片っ端から忘れていくけど、何かが少しずつでも残っていくと思う。それは五感の他、知識や考え方、感情、哲学、理性、秩序、会話、判断、礼儀など、人によって違うけど、その蓄積されたものが読書の効果だと考える。

基本的に本をある程度読んでる人間は面白いし魅力があるものだ。俺は読書至上主義だから、何でも一日一冊か、二日で一冊を目指そう。ムリカナ。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。