【プロの戦略】うねり取りとツナギ売買のやり方【株式投資】ver.2.00
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【プロの戦略】うねり取りとツナギ売買のやり方【株式投資】ver.2.00

Tomokazu

うねり取りとは、戦略的分割売買により平均取得単価を有利にして株価のうねり(波動のこと)にポジションを乗せて(波乗りして)利益を得る方法です。

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上のチャートの数字は、空売りと買いのポジションを表していて、1-0 であれば空売り1、買い0というポジションとなります。

そして、0-5 が 0-3になった場合は、買いポジション2を利益確定したという意味になります。

1というのは、自分の資金力に応じた最小ポジションを表しています。

例えば、資金力が少ないので最小ポジションを100株にすると、1-2は空売り100株、買い200株というポジションになります。

初心者は最低単元の100株から始めるようにするといいでしょう。
上達してきたら徐々に1単位を100株から200株、400株と増やしていくのが基本です。

そして、うねり取りの上級者になると、ツナギを入れて連続でうねりを狙っていきます。

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赤い四角で囲った部分がツナギとなります。
ツナギには目的別にやり方が3つありますが、それは本文で解説していきますね。

うねり取りは、三月またがり六十日の周期を意識しながら、大体3ヵ月程度のうねり(波動)を狙うやり方と細かいリズムを捉えた単純売買をするやり方があります。

先ほどのチャート例は、前半は、うねり取りの中でも細かい動きを捉えたリズム取りで、後半から徐々に3ヵ月波動を狙った建玉になっています。

細かい動きを狙うのが苦手な人は、3ヵ月波動のみを狙ってもいいし、両方狙いたい人は、リズムと波動の頭の切り替えが必要ですが、両方とも狙うことが可能です。

リズムと波動については、本文で解説していきますね。

1.銘柄選定

銘柄は固定して、決まった銘柄のみで売買します。

1銘柄のみを売買する人もいるし、決めたセクターを監視して、その中の銘柄に限定して取引する人もいます。

要するに、自分にあった方法をとればいいのですが銘柄選定の注意点はあります。

それは、①会社が倒産しないこと、②上がったり下がったりうねりをつけてること、③出来高が多いことの3つです。

①の理由は、投資している会社が潰れたら投資した金額パーになるからです。この条件を100%満たすことはできませんが、ほぼ倒産しないのが東証1部上場の中でも優良企業が集まる日経225採用銘柄やJPX400の中の老舗企業です。

②の理由は、うねり取りは、値動きに投資するので価格差がないと利益を上げられないからです。自分が見てきれいな動きだなとか取引しやすそうだなといった理由で選べばいいです。

③の理由は、出来高が少ないと一部の者の思惑で相場が動かされたり、うねりを乱される可能性があるからです。なるべく、いつも同じような癖で動いている銘柄が理想なんですね。

以上、3つが銘柄選定のやり方ですが、1度取引する銘柄を決めてしまえば、週末に何百銘柄のチャートを見たり、何十社の決算資料に目を通す必要がなくなりストレスが激減するメリットがあります。

また、あれもこれも手を出して、一つの銘柄のマイナスが精神的な理由で他の銘柄の利益確定を早めるなんてこともないのです。

初めは、固定銘柄を売買するメリットがピンとこないと思いますが、テクニカル的なチャートの癖だけでなく、経営陣による業績予想の修正の出し方の癖から影響する値動きまで分かるようになり、次第にその有利さに気づいていくことでしょう。

2.売買のイメージ

うねり取りは、買いと売りの需給関係を値動きと日柄から感じ取り、日々の動きを確認しながら、平均取得価格を転換点に近づけるように建玉※1していきます。

※1 投資用語で建玉とは、ポジションを増減させることを言います。

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図6

(売買の詳しいやり方は本文で解説していきますね)

そして、日々のニュースや指標、エコノミストやアナリストの予想などは一切考慮してはいけませんし、当てもの(一貫性のない予想)で取引しないので考慮する必要がありません。

取引する時間帯は、朝市場が開く前に成行きで注文するか、市場が閉まる前の引けごろに成行きで注文を入れます(指値注文をしてはいけません)。

固定銘柄なので、同じチャートを何度も見てるし、事前に綿密な計画を建てているので、注文するのに悩む時間は5分程度で済みます。

だから、専業でなく日中働いている方でも無理なくできる投資法です。

3.当てもの売買には技術の上達がない

当てもの売買とは、材料・ファンダメンタル分析・テクニカル分析のどんな手法でもいいですが、ここから上がると思ったところで買ったり、下がると思ったところで空売りするやり方です。

他人から良い(と思う)情報を聞いたり、一貫性のない材料で当てもの売買する人には技術の進歩がないことはすぐ理解できると思います。

しかし、小難しい高級データや優れてる(ように見える)テクニカル分析を使って理論的に売買のタイミングを狙った取引に技術の上達がないのはどうしてでしょうか?

その理由は、日々の値動きがランダムウォークだからです。

つまり、常に過去と違う値動きをするからタイミングを見てエントリーするということに再現性はありません。

ただし、テクニカル分析を少しでもかじった人なら分かると思うのですが、過去の値動きと似たような動き方をすることがあることは否定できません。

それを利用したのが一発必中の当てもの”的”トレードです。

一発必中の当てもの”的”トレードには、過去の条件や傾向と合致した時だけ取引するメカニカルトレード過去と似たような値動きを診断して取引する裁量トレードがあります。

メカニカルトレードは、過去の傾向を分析して総合的に利益を上げられるようにエントリーとイグジット、ロスカットラインを決めて機械的に取引するので個人の技術の向上とは無関係であり、必要なのは過去の統計から現在の地合いにあった投資システムを作り上げる能力であり、個人の技術の向上とは無関係です。

このような都合の良い投資システムを作り出すことは、絶対不可能とまで言い切れませんが、ほんの一握りの天才か大きな投資機関ではないとまず無理です。

間違っても、このような投資システムを買わないようにしましょう。

なぜなら、本当に儲かる投資システムなら、いかなる理由があろうと自分でやればいいだけであり絶対に人に教えないからです。

もう一つの一発必中の裁量トレードは、これが本当に厄介で多くの人がこの裁量トレードに魅了されます。

理由は、チャートを後から見て後付けで解説することと相性が良いからです(聞いた人は、今すぐ自分でもできると勘違いしてしまう)

テクニカル分析は、無数の理論が存在するので、どんな値動きでも説明することができます。

最悪、説明がつかない値動きは、こういう場面ではやらないの一言で済ますことができるのです。

どんな値動きでも説明できるということは、逆に言えば、どんな値動きも想定できるということを意味しており、結局、確率論になってしまいます。

確率論になるということは、仮に上がる確率60%下がる確率40%といった都合の良い値動きがあったとしても、その確率は永遠と変わることがないので技術介入の要素がないということになるのです(確率が変わる可能性があるとすれば、技術介入ではなく地合いの変化)。

もちろん、これで成功している人もほんの一握りはいるらしいですが(実体は不明)、その裁量というのは、基礎理論は存在する(特別なものではない)けど、具体的なやり方は成功者特有のものであり、いくら理論を聞いても真似できるものではありません。

感覚としては、成功できる方法の一つであるが、成功者特有のスキルなうえ、技術介入度がないわけであり、他人が真似しても成功できないということになります。

もし、挑戦するなら、数多ある相場の基礎理論を学び、その中から自分に相性が良い理論を見つけ出し、自分なりのやり方を構築する(これが半端なく難易度が高く何年かかってもできず挫折する人がほとんど)といった遠回りをする必要があるのです。

しかし、メカニカルトレードや裁量トレードで成功したっぽい人の話を聞くと最速で効率よく稼いでるように見えるので、ほとんどの人が彼らの本当の努力に目を向けず華やかな稼いだ額に目を向けて憧れるのです。

一方、うねり取りは、一発必中のポジションのエントリーではなく、値動きがランダムなことを想定した建玉法であり、専用の基礎理論もあるので、成功に必須な自分に合ったやり方になるまで技術を高めるための道筋が見えやすいです。

ただし、株式投資の性質上、易しいやり方ではありますが決して甘くはありませんので誤解しないように。

うねり取りでさえも、後からチャートを見ればエントリー・イグジット・ロスカットの位置を明確に理論を持って解説できるので、そういった商業的なセミナー講師(マーケットの教祖)は素人ウケがものすごく良いので信者になる人が後を絶ちません。

うねり取りは、基本的なやり方を押さえて、本質が分かれば、後は、自分がやりやすい建玉で安全に利益を最大化させるだけなので、何十万、何百万円も払って塾の会員になったり、セミナーなどを受講する必要は全くありません(覚える知識も何年も塾やサロンに所属する必要があるほど多くありません)。

一番重要なのは、自分で実際にトレードして技術を身に付けていく実践家になることです。

これは本当に誤解されやすいので、例を出すと、はじめて自転車を乗るときと同じです。

自転車の運転方法というのは、サドルにまたがってハンドルを持って足で漕ぐだけです。

あなたが子供のころ、自転車の練習をするとき、こんな理屈すら考えずに大体の感覚で練習を始めたのではないでしょうか?

しかし、投資になると、ほとんどの人は理屈っぽくなりすぎます。

はじめにトレード法や投資法をすべて解明しようとするのです。

自転車の練習にたとえると、自転車に乗る前に、どのくらいの強さでペダルを回転させて、どのようなリズムで回せばいいのか?また、姿勢はどのくらいの角度がベストか?坂道ではどうするか?砂利道や下り道ではどうやって運転すればいいのか?このようなことを自転車を目の前にして永遠と考えたり、他人に訪ねて回ったり、書籍を読み続けているどころかセミナーや塾に通う人までいるわけですよ。

あまりに滑稽ではありませんか?

投資やトレードも基本的なやり方を学んだら実際に自分で運転してみることです。

何もサーカスのように一輪車でロープを渡れと言っているわけではありません。

転んでもケガをしない程度の金額で練習することが大事と言っているのです。

そして、練習の成果がでてくるのがうねり取りという手法というわけですね。

その理由は本文で明らかにしていきましょう。

4.うねり取りに必要な3つの能力

今まで、うねり取りを勉強して実践する前に挫折した人なら、うねり取りは正直、意味が分からないし神秘的な印象を持つという人が多いのではないでしょうか?

そういう人達はもちろん、初めて勉強する人でも上達までの道筋を迷わないように、うねり取りに必要な能力を3つに大別しました。

それは下記の3つになります。

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Tomokazu
株式投資をしながら、好きな登山やゲーム、漫画などアウトドア・インドアの両方を楽しんでます。 ブログでも株式投資の基本的な情報を発信しています♪ 【ブログ:】https://tomokazublog.com/ 【youtube】https://is.gd/7hsuJB